LinuxサーバへのSSH(セキュアシェル)接続を行うことができるWinodowsクライアントソフトは各種ありますが、その中でもTeraTerm(テラターム)は定番中の定番ソフトですよね。

みなさんの中にもTetaTermをお使いの方は多いのではないでしょうか。

しかし、SSH接続するために必要なサーバへのIPアドレスやホスト名、ユーザ名、パスワードを覚えておくのも大変ですし、毎回入力するのは面倒です。サーバの数が多ければ尚更ですね。

このSSH接続の入力作業を自動化できる公式ツールがTeraTermに同梱されているのをご存知ですか?

今回は、そのツールTeraTerm Menuをシェアします!

TeraTerm Menuのダウンロード

TeraTerm Menuは、TeraTermに同梱していますのでTeraTermをインストールすることで一緒にインストールされます。

TeraTermのダウンロードは、こちらから行うことができます。

TeraTerm公式ページを確認する。 

TeraTerm Menuの使い方

では実際にSSH接続を自動化できるTeraTerm Menuの使い方をご紹介します。

1. TeraTerm Menuを起動する。

Windows 10であればCortanaにTeraTerm Menuと入力する、Windows 7等であればTeraTermをインストールしたフォルダからttpmenu.exeを起動します。

ttpmenucortana

Windows 10

ttpmenu

Windows 7など

 

起動するとディスプレイ右下のタスクバーにTeraTerm Menuのアイコンが表示されます。

ttpmenuアイコン

 

2. 接続情報(リスト編集)を行う。

タスクバーのTeraTerm Menuアイコンを右クリックするとリスト編集という表示がされますのでそちらを選択します。

ttpmenuリスト編集

リスト編集のダイアログが表示されますので登録名(表示用です)およびホスト名、ユーザ名、パスワードを入力し、左向きの三角ボタンをクリックすることで登録が完了します。

ttpmenuリスト設定

この例では、IPアドレス:192.168.0.1のホストにユーザ名:192.168.0.1に接続する場合を示しています。

ダイアログ左側のリスト項目に登録したい登録名が表示されたらこのダイアログは右上のxから閉じて構いません。

ttpmenuリスト項目

※一度登録したホスト情報を編集したい場合は、リスト項目から編集したいものを選択し、情報を編集して左向きの三角ボタンをクリックすることで編集した項目を反映させることができます。

※登録したホスト情報を削除したし場合は、リスト項目から削除したいものを選択し、右向きの三角ボタンをクリックすることで削除することが可能です。

3. SSH接続(自動ログイン)を行う。

下準備はここまでで実際に登録したホストに接続します。

タスクバーのTeraTerm Menuのアイコンをクリックすると登録したホストの一覧が表示されますので接続したいホスト名をクリックするのみで接続を行うことができます。

ttpmenuサーバ選択

 

TeraTerm Menuの使い方(応用編)

一般的なSSH接続はこれまで説明した通りですが、その他のTeraTerm Menuの使い方をシェアします。

公開鍵認証方式でのSSH接続

ホストの設定によっては、公開鍵認証方式でのSSH接続を設定しているものがあります。

その際は、鍵ファイルを設定する必要があります。

これまでのホスト設定と同じようにリスト編集を開き、ttsshを使うのチェックボックスにチェックを入れます。

すると鍵ファイルの欄に入力できるようになるため…から鍵ファイルを指定します。

ttpmenu公開鍵認証方式

その後はこれまでと同様に左向きの三角ボタンで登録を行います。

ウインドウサイズや背景色を指定した接続

TeraTermでSSH接続をするとデフォルトのウインドウサイズが小さく、いちいち広げなければいけませんよね。これも意外と面倒です。

その情報を覚えておいて接続した際に反映させる方法があります。

まず、一度SSH接続を行い、お好きなウインドウサイズや背景色に設定します。

ウインドウ上の設定→設定の保存をクリックし、お好きな名前でINIファイルを保存します。

ttpmenu設定保存

設定が終わったらTeraTerm Menuのリスト編集から設定を反映したいホストを選択し、詳細設定を選択します。

ttpmenu詳細設定

詳細設定ダイアログの中からTera Term設定ファイルの…から先ほど保存したINIファイルを指定し、OKボタンを押します。

その後はこれまでと同様に左向きの三角ボタンで登録を行います。

私のおすすめ設定は、ウインドウサイズと本番サーバと開発サーバとで背景色を変更することです。

開発を行っているとよく本番サーバと開発サーバの両方に接続しておくことがありますが、開発サーバを触っているつもりが実は本番サーバを触ってしまってトラブルを発生させてしまうということが意外とよくあります。

そんなときに背景色を変更しておくと間違えるリスクも減るため、意外と重宝します。

最後に

効率化

TeraTermはとても便利なSSHクライアントでエンジニアであれば誰もが知っているものですが、TeraTerm Menuは意外と知られていないようでしたのでご紹介しました。

多数のホストに接続する必要がある方はもちろん、1つのホストにしか接続しないという方にも十分おすすめのツールです。

TeraTermというフリーソフトに同梱されているのでもちろん無料ですし、ぜひ一度使用してみてください。

どんどん作業を効率化して余った時間でより良い作業を行いましょう。