docomo、au、softbankといった3大キャリアよりも月額料金が安いということでもはや一般的になった格安SIMには、UQmobileやLINEモバイル、mineoなど様々なものがありますが、IIJmio(アイアイジェイミオ)はご存知でしょうか。

CMなどはあまり行われていませんので知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、IIJmioは安くてメリットがたくさんある格安SIMで私は5年間利用しています。

本記事では、IIJmioの詳細情報やメリット・デメリットなど徹底解説していきます。

IIJmioとは?

IIJmioは、東証一部上場企業が運営している格安SIM

IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブ(Internet Initiative Japan、略:IIJ)が発行、運営している格安SIMです。

IIJという企業は聞き慣れないかもしれませんが、東証一部上場している電気通信事業者で、主に法人向けにネットワークやクラウドサービスの事業を行っています。

ネットワークのプロフェッショナルな企業が運用しているということで信頼がおける格安SIMとなっています。

IIJmioはMVNOによるSIM回線契約数2年連続シェアNo.1

IIJmioは、MM総研による2019年9月末時点でのMVNO回線契約数の調査(国内MVNO市場規模の推移(2019年9月末))で2年連続シェアNo.1(MVNE提供分含む)を獲得しています。

MVNO:Mobile Virtual Network Operatorの略。仮想移動体通信事業者と呼ばれ、3大キャリアから通信回線を借りて事業を行っている事業者。簡単に言うとMVNO=格安SIMを提供している企業。

MVNE:Mobile Virtual Network Enablerの略。3大キャリアから回線を借り、MVNOへ更に回線を貸している事業者。3大キャリアとMVNOの中間のような事業者。

IIJは、BIC SIM(ビックカメラ)、DMMmobile、イオンモバイルなどへ回線や技術を貸しており、それらを含めて回線契約数がNo.1となっています。

IIJが東証一部上場の電気通信事業者という信頼できるからこそ、ビックカメラ、DMM、イオンなど有名企業がIIJの回線を借りていると言えますね。

IIJmioの料金・仕様について

IIJmioの料金

IIJmio月額料金表

IIJmioの料金は、このように音声通話機能付きSIM(3GB)が1,600円から利用可能となっています。

また、スマホではなく音声通話を必要としないiPadやパソコンなどの場合、データ通信専用SIMが900円から利用可能です。

音声通話(電話)は、この料金には含まれていませんので通話した分だけ別途支払うことになります。

IIJmioが利用できる端末

格安SIMは、SIMフリー端末と呼ばれるどこのキャリアのSIMを挿しても利用可能なスマホを利用することが基本ですのでIIJmioもSIMフリー端末で利用することができます。

また、IIJmioには、docomoの回線を使用するタイプDとauの回線を使用するタイプAがあるため、docomoとauのスマホをお使いの方はSIMフリー端末では無くてもそのままSIMを挿すだけで利用することが可能です。

softbankの端末をお使いの場合は、SIMフリー端末を購入するかsoftbankショップにてSIMロック解除を行うことで利用可能となります。

ギガ(データ通信容量)は翌月まで繰り越しが可能

IIJmioでは余ったギガは、翌月まで繰り越せます

そのため、ミニマムスタートプラン(3GB)を契約していて今月1GBのみ使用した場合、来月は残りの2GBと翌月分の3GBを合わせて5GBを利用することができます。

ただ、翌月も1GBしか利用しなかった場合、翌々月は今月分の1GBを繰り越すことはできません。

1つの契約で複数枚のSIMカードを持つことが可能

ミニマムスタートプラン、ライトスタートプランは最大合計2枚まで、ファミリーシェアプランは最大合計10枚までSIMを発行することができます。(SIMカードの追加発行には1枚あたり月額400円かかります)

音声通話機能付きSIM(ミニマムスタートプラン)の場合、SIMを追加発行すると基本料金1,600円に400円がプラスされ、月額2,000円となります。

ギガの容量は、もともとのSIMと追加したSIMを合わせて3GBを使用することが可能です。(合計6GBを使用できるわけではありません)

例えばスマホとSIMを挿すことができるiPadやPCをお持ちの方はSIMを追加することでスマホからテザリングを行わなくてもどちらも利用すことが可能になります。

ギガが無くなってしまったら追加が可能

動画を多く見たなどでギガを使いすぎてしまった場合、ギガを追加購入することも可能です。

購入したギガは半年間使い続けることができますので少し割高になってしまいますが、もしギガが無くなってしまっても低速のままイライラすることはありません。

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固定光インターネット回線のIIJmioひかりとセットでお得

IIJmioひかり

IIJmioは、個人向けのサービスとして格安SIMだけではなく、固定光インターネット回線のIIJmioひかりも提供しています。

NTTの回線を使っているため、最大上り下り1Gbpsの回線を利用できますし、光回線を引くということは自宅でWi-Fiを使用できるということでギガを気にせず利用することができます。

格安SIMのIIJmioと光回線のIIJmioをセットで契約することでmio割と呼ばれる割引(月額600円)がずっと受けられます。

そのため、格安SIMのミニマムスタートプラン(3GB)とIIJmioひかりを契約した場合の金額は、以下の通りです。

  • 戸建て向けタイプ:格安SIM(1,600円)+ IIJmioひかり(4,960円)- mio割(600円)= 5,960円
  • マンションタイプ:格安SIM(1,600円)+ IIJmioひかり(3,960円)- mio割(600円)= 4,960円

戸建て向けタイプでもSIMと光回線を合わせて6,000円を切る価格はとても魅力的です。

私も格安SIMと光回線をセットで契約していますが、自宅でWi-Fiを繋ぐとストレスなくネットができるため、スピードが要求されるオンラインゲームなども快適に行うことができます。

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日本初のIIJmio eSIMサービスにより、3大キャリアをお使いの方にもメリットあり

IIJmio eSIM

eSIMというSIMを挿さずにに契約するだけでギガを使うことが可能なサービスが日本で初めて開始されました。

eSIMサービスは、docomo、au、softbankといった3大キャリアで契約をしつつもIIJmioのデータ通信でギガを増やすことができます。

3大キャリアでギガを追加すると1GBあたり1,000円かかりますが、IIJmio eSIMサービスであれば1GBあたり450円と半額以下で購入することができるため、とてもお得にギガを追加することが可能です。

そのため、普段ギガが足りなくなって追加しがちな方はIIJmio eSIMサービスを利用されることをおすすめします。

IIJmioのメリット

OK

月額料金がとにかく安い

先ほどご紹介したように音声通話機能付きSIMのミニマムスタートプラン(3GB)であれば1,600円ととにかく低額です。

また、固定光インターネット回線であるIIJmioひかりと同時に契約しても6,000円以下とスマホとネット回線のセットでこの価格はIIJmioならではの大きなメリットであると言えます。

通信が切れることが少ない

東証一部上場の通信事業者が運営しているだけあって通信品質は高いです。

ゲームをしていて途切れてしまうことなどはないので安心して利用することができます。

みおぽんアプリでデータ量の確認やSIMのON/OFFが簡単にできる

IIJmioを契約するとギガをどの程度使ったかすぐに確認することができるみおぽんアプリを使用することができます。

このみおぽんアプリからギガの追加ページに遷移することができたり、追加したSIMカードの通信をON/OFFすることが可能です。

みおダイアルアプリで通話料が割引される

みおぽんアプリとは別にみおダイアルアプリという通話アプリがあります。

みおぽんアプリを介して通話すると通常料金が30秒20円のところ、半額の10円で通話することが可能です。

0570から始まる番号など必ずしも割引されるわけではありませんが、多くの場合でお得に通話することができます。

IIJmioのデメリット

スマホの容量不足

通信速度はそこそこ

格安SIMは通信速度がいまいちという話を聞いたことがあるかもしれませんが、IIJmioもこれに漏れず、超高速であるとはお世辞にも言えません。

私が実際にインターネット速度テスト(http://bit.ly/2DmkdLu)で測定した結果では、昼間など通信速度が下がったり、バラツキはあるものの、7~20Mbps程度の通信速度が出ていました。

一番遅い7Mbpsという速度の場合、Youtubeで4K動画の視聴は難しいですが、その下の1080pの画質であれば十分に視聴可能です。

データプランの選択肢が少ない

他の格安SIMの場合、ギガの容量が異なるデータプランが6種類ほどから選べることがほとんどです。

しかし、IIJmioの場合、ミニマムスタートプラン(3GB)、ライトスタートプラン(6GB)、ファミリーシェアプラン(12GB)の3種類しかありません。

毎月の平均が4GBだけ使うという方にはもどかしいところですが、その場合、ライトスタートプランを利用しても2,220円と十分に値段が安いです。

また、これまでスマホしか持っていないかった方がIIJmioひかりと一緒に契約した場合、家ではWi-Fiを繋げることになりますのでスマホのギガはこれまで抑えることが可能です。

LINEの年齢確認ができない

IIJmioに限ったことではないのですが、格安SIMではLINEモバイルを除いてLINEの年齢確認ができません。

LINE自体はもちろん使用可能ですが、年齢確認ができないため、ID検索を行うことができません。

そのため、LINEの交換を行う場合、QRコードや電話番号で交換を行う必要があります。

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IIJmioのよくある質問

考える女性

2年縛りなどの解約できない期間はあるの?

IIJmioは、2年縛りはなく、利用開始日の翌月末日まで利用すれば解約することが可能です。

ただ、利用月数が1年未満の場合に解約を行うと調定金((12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円(不課税))がかかります。

解約は簡単にできるの?

解約は、契約者専用webサイトにログイン後にwebから簡単に申し込み可能ですので行うことができます。

3大キャリアからIIJmioに乗り換える場合、電話番号は変わるの?

MNP(ナンバーポータビリティ)を利用することで電話番号は変わりません

3大キャリアからIIJmioに乗り換える場合、スマホが使えなくなる期間はあるの?

スマホが使えなくなる期間はありません

IIJmioのSIMカードが自宅に届いてIIJmioに設定の電話をかけた時点で開通となります。

IIJmioって怪しくないの?

IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブという東証一部上場企業が運営しており、安心できます。

また、IIJmioも2012年からデータ通信、2014年から音声通話機能付きSIMの提供を行っており、長年の実績が評価されています。

筆者自身も5年ほどIIJmioを使用し続けています。

料金支払い方法はクレジットカードのみ?口座引き落としは可能?

料金の支払いは、以下のクレジットカードのみが使用できます。

料金支払い可能クレジットカード

JCB・VISA・DC・UC・UFJ・アメリカンエキスプレス・マスター・ダイナース・SAISON・イオンクレジット

公式webサイトには「デビットカードはご利用いただけません」と書かれていますが、私は以前、ジャパンネットバンクのデビットカードで支払いを行っていましたので一部のデビットカードであれば支払い可能です。

(ちなみに住信SBIネット銀行のデビットカードでは支払い不可でした)

口座振替は残念ながら利用できません。

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最後に

IIJmioは、これまでご紹介した通り、このような大きなメリットがあります。

  • 株式会社インターネットイニシアティブという東証一部上場企業が運営している。
  • 安定性が高く通信が途切れにくい。
  • 月額料金がとても安い。
  • 固定光インターネット回線(IIJmioひかり)と一緒に契約することでさらにお得。
  • 日本初のeSIMサービスにより、3大キャリアをお使いの方にもメリットが大きい。

毎月の月額料金を抑えたいという方にはもってこいです。

また、私のおすすめは、格安SIMだけでなくIIJmioひかりも一緒に契約してmio割を受けることです。

1ヵ月ですとたった600円の割引ですが、年間7,200円も割引されるというのは丸々1ヵ月分のスマホ&自宅のWi-Fi代が浮くということですからとても大きいです。

ただ、IIJmioは、通信速度だけ見ればUQmobileなどには勝てません。

通信速度は高く保ちたいけど月額料金を抑えたいという方はUQmobileが向いていますのでこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

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