本サイトでは、パソコン(PC)のデータバックアップやスマホの容量が足りないときはクラウドストレージを活用することで解決できるとご紹介しています。
ただ、クラウドストレージはとても便利なのですが、無料の場合、2GB(ギガバイト)~15GB程度の無料容量しか使うことができず、これ以上の容量を使いたい場合は課金する必要があります。
そのため、複数のクラウドストレージを駆使してなんとか無料でやり繰りしている方もいらっしゃると思います。
しかし、その場合、見たいデータをどのクラウドストレージに入れたのか分からなくなって探すのが大変だったりします。
そんなときに便利なPC向け無料アプリAir Explorerをご紹介します。
Air Explorerとは?
Air Explorerは、1つのアプリで各種クラウドストレージに接続してファイルの確認はもちろん、アップロードやクラウドストレージ間のファイル移動などを行うことが可能です。
Air Explorer(無料版)でできること
- 各種クラウドストレージ(DropBox、One Drive、Google Drive、Amazon Driveなど)に接続
- PCからクラウドストレージへのデータのアップロード/ダウンロード
- ネットワークストレージ(NAS)に接続
- クラウドストレージ間のファイルのコピー
- スケジュール機能で自動でファイルのアップロード
無料版でも十分な機能が使用できますが、有料版にすることで1つのクラウドストレージに複数アカウントで接続することができたり、スケジュール機能を使用することが可能です。
Air Explorerのインストール
Air Explorer公式ページからダウンロードを行います。
ダウンロードしたAirExplorer-Installer.exeをクリックし、インストールを行います。
インストール時には日本語は選べませんのでEnglishを選択しておきます。(インストールが終われば日本語で表示されます)
他のソフトと同じようにNextを選択していけばインストールすることが可能です。
Air Explorerへのクラウドストレージの接続
Air Explorerを使用するためにはまず、アカウントの登録を行う必要があります。
Air Explorerを起動するとこのようなアカウントの登録画面出ますので接続したいクラウドストレージを選択します。(今回はOne Driveに接続します)
アカウント情報を入力し、「次へ」をクリックします。
パスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
「このアプリがあなたの情報にアクセスすることを許可しますか?」と聞かれますので「はい」をクリックします。
これでアカウントの登録を行うことができました。
他のクラウドストレージのアカウントも同じ様に「追加」から登録しておきます。
Air Explorerの使い方
ファイルのコピー
アカウント管理の画面を閉じるとこのようにPCおよび登録したクラウドストレージの一覧が表示されます。
例えばOneDriveをダブルクリックすると接続されてOneDrive内のデータを見ることが可能になります。
そして右側のウインドウでPCを開いてみます。
するとこのようにフォルダやファイルの一覧が表示されます。
ここでPCにある「AirExplorerテスト.docx」をOneDriveにアップロードする場合、PCのウインドウで「AirExplorerテスト.docx」を選択し、両ウインドウの間にある左矢印ボタンをクリックすることとで簡単にアップロードすることができます。
アップロードが完了したかどうかは下部に出てくる進捗状況で確認することができます。
今回は、PCとクラウドストレージのファイルのアップロードでしたが、クラウドストレージを両ウインドウに表示しておけばクラウドストレージ間のファイルのコピーも可能になります。
また、ドラッグ&ドロップでもファイルのアップロードを行うことできます。
クラウドストレージをまたいだファイルの検索
どこのクラウドストレージにファイルをアップロードしたか分からない場合でもファイル名が分かっていれば探すことができます。
検索ボタンをクリック→検索窓にキーワードを入れ、検索ボタンをクリックすることで検索が可能です。
これでクラウドストレージをまたいで該当のファイルを見つけることが可能です。
検索結果からファイルを開くには直接ダブルクリックをすることで行うこともできますし、右クリックから「ファイルの場所を開く」を選択することでフォルダを表示することもできます。
最後に
クラウドストレージは冒頭でもお伝えしました通り、無料の場合は、容量が限られているため1つのクラウドストレージでは足りなくなるため複数のクラウドストレージを使用することになります。
そんなときにAir Explorerを使用することでそれぞれのクラウドストレージをまたいで検索することもできますし、整理も簡単に行うことが可能になりますのでおすすめです。
スケジュール機能や1つのクラウドストレージに複数アカウントを登録するのは有料になってしまいますが、もし必要になったら契約してみてはいかがでしょうか。
便利なクラウドストレージ一元管理アプリを使用してクラウドストレージをどんどん活用しましょう。
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