小さいころは誰もがマンガを読んでいましたよね。
マンガはゲラゲラ笑えるものもあれば感動するものもありますし、甘酸っぱい恋愛もので読んでいるこっちが恥ずかしくなっちゃうものまでいろいろあります。
私もいろいろなマンガを読んできて今でも好きなマンガはたくさんありますが、その中でも今でも読み返したくなるマンガはスポーツもののマンガです。
スポーツもののマンガを読むと心が熱くなって涙が止まらなくなりますね。(笑)
そんな私がおすすめするスポーツマンガを3つご紹介します。
SLAM DUNK 井上雄彦
私と同じ30代の方ならば誰もが読んだことがあるだろうと思われるバスケットボールマンガの王道であるスラダンことSLAM DUNKです。
最近の若い子は黒子のバスケは知っているけどSLAM DUNKは知らないって人もいるのかもしれませんね。
ただ、SLAM DUNKが週刊少年ジャンプで連載開始したのは1990年とういことで当初からすでに30年弱経っているのにも関わらず、2018年には新装再編版という当時31巻まであった単行本の内容をキリのいいところでまとめて20巻にしたモデルが発売されるなどまだまだ人気の高さが伺えます。
SLAM DUNKのストーリーは、桜木花道という(元?)不良が神奈川県立湘北高校に入学し、バスケットボールを始め、数々のドラマがありながら、キャプテン赤木剛憲の夢であったインターハイ出場にこぎつけ、全国大会優勝常連の秋田県 山王高校に激闘の末、勝利するという内容です。
(山王高校戦では泣きっぱなしになりますのでご注意ください)
バスケの技術うんぬんというより桜木花道の初心者からの成長ぶりや最初はいまいちまとまりがなかったチームメイトたちとの友情、団結心などに惹かれます。
また、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」「静かにしろい この音がオレを甦らせる 何度でもよ」などSLAM DUNKを読んでいた人ならすぐに食いつきたくなるような名セリフがたくさんあるのも特徴です。
ちなみに私が特に好きなシーンは、ケガで部活を離れていた三井寿が安西監督に言った「安西先生バスケがしたいです」のシーンと桜木花道が最後の山王高校戦で言った「大好きです 今度は嘘じゃないっす」です。(何が大好きなのかはぜひ本編を読んでみてください)
30年前のバスケのルールですので現在のバスケのルールとはだいぶ違いますが、それを差し引いても今でも全く色褪せない作品になっていますので読んだことの無い方でもどんどん読んでほしいです。
連載当時は私も小さかったため、単行本は買えませんでしたので完全版を大人買いしました。
OverDrive 安田剛士
OverDriveは、自転車のロードレースのマンガです。
前述のスラムダンクに比べると知名度はかなり落ちるかもしれませんが、私は名作のマンガだと自信を持って言えます。
OverDriveは、主人公でいじめられっ子で自転車に乗ることもできなかった篠崎ミコトが高校でロードレースを専門とする自転車部や仲間と出会い、ロードレースの頂点であるツール・ド・フランスを目指すという物語です。
ツール・ド・フランスの描写は最後の1話にエピローグ的に書かれているだけですが、それまでのレースでは、初心者で体力も無く、自転車の乗り方も下手な篠崎ミコトが何度もくじけそうになりながらも熱い気持ちで強豪たちとのレースを乗り切っていく姿には感動を覚えます。
また、強豪校が集まる高校対抗レースでは一人ずつが同じ区間を走る駅伝方式のレースなのですが、自転車部の仲間たちから受け取ったタスキ変わりのリストバンドを次へ繋げるために必死になる仲間との絆に関する描写が涙を誘います。
また、基本的には熱い物語ですが、要所要所でギャグ要素などもあり、クスッと笑わせてくれるところもOverDriveの魅力の1つです。
このマンガを読むと猛烈に自転車に乗りたくなってきます。
ロードレースについて全く知らなくてもスムーズに読める作品になっています。
私としてはとても良い作品なのですが、あまり人気が無いのか中古などはかなり安くなっていますので騙されたと思って読んでみてください。
DAYS 安田剛士
OverDriveに続いて安田剛士先生のサッカーマンガであるDAYSを選びました。
DAYSは2018年12月現在でも週間少年マガジンで連載しているマンガですのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
DAYSは、サッカー初心者で主人公の柄本つくしがひょんなことからサッカーの名門である聖蹟高校のサッカー部に入部し、周りの仲間たちに支えながら成長していく物語です。
柄本つくしは、1年生で初心者ながらも自分にしかできない努力を続け、これまでレギュラーだった3年生の先輩の代わりにレギュラーに抜擢されたり、2年後のキャプテン候補と呼ばれるなどどんどん成長する姿を見ることができます。
また、柄本つくしだけでなく、周りの仲間や先輩たちのそれぞれの抱えるものや思いを汲み取るととても感動を覚えます。
そして、DAYSも初心者の主人公を周りで支える仲間たちとの友情や絆などのシーンも多く、王道のスポーツマンガと言えます。
まだ連載中のマンガですので今後どのような展開になっていくのか楽しみです。
最後に
今回紹介した3作品は、主人公が初心者のところから成長していき部のキーパーソンとなって活躍するというところは似ています。
また、チーム、友情、仲間、挫折など泣けるシーンも多く、王道のスポーツマンガと言えると思います。
SLAM DUNK以外のマンガについては我々の世代ではご存知が無い方もいらっしゃるかもしれませんが、SLAM DUNKが好きな方であれば間違いなく、気に入ると思いますのでぜひ試してみてください。
そしてSLAM DUNKをご存知でない方はぜひSLAM DUNKを一度読んでみていただきたいです。
これらのマンガを読むことでただ面白いだけでなく、自分が今抱えている困難も諦めない心で乗り切ろう、乗り切れるはずだという気持ちにもなれますし、人生にも良い影響を与えてくれるマンガですよ。
名作マンガを読んで人生をより豊かにしましょう。
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