
Officeソフトって必須ですけど本家Microsoft Officeって高いですよね・・・

今回は安価でMicrosoft Officeと互換性のあるソフトをご紹介します。
職場や学校などでOffice代は支給される(もしくは最初からインストールされている)なら良いでしょうが、自宅でOfficeを使うには高いお金(Office Home and Business 2019であれば38,284円)が必要になります。
確かに自宅でOfficeを使いたいシーンはあるものの、仕事のときよりも使う頻度は少ないし、そのために3万円以上のお金は払いたくないという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめの無料もしくは安価なOffice互換性ソフトを3つご紹介します。
1. Apache OpenOffice
- Officeソフトにお金をかけたくない方!
- インターネット環境が無くてもOfficeを使用したい方!
まずはApache OpenOfficeです。
このソフトは、完全無料ということ、WindowsでもMacでも使用可能ということが大きな特徴です。(Macは標準で同じようなソフトが付いていますが)
Microsoft Officeと同様にWriter(wordに相当)、Calc(Excelに相当)、Impress(パワーポイントに相当)が揃っており、ほぼ同じような使い勝手で使用することが可能です。
OpenOfficeでドキュメントを作成するとMicrosoft Officeとは別の拡張子(例えばWriterなら.ods)となってしまい、逆にMicrosoft Officeで開くことはできなくなってしまいますが、ドキュメントを保存する際にMicrosoft Officeと互換性のある形式で保存すればMicrosoft Officeでも開くことが可能です。
Microsoft Officeで作成したドキュメントはOpenOfficeでも開くことが可能ですので実質的に互換性のあるソフトとなります。
OpenOfficeを使用するには公式ページからダウンロード後、インストールしてご使用ください。
2. Google ドキュメント / スプレッドシート / スライド
- インターネット環境をしっかり整えている方!
- 友達や同僚とドキュメントを共有したい方!
続いてはGoogleが提供するドキュメント / スプレッドシート / スライドです。
こちらもそれぞれ、ドキュメントがMicrosoft OfficeのwordにスプレッドシートがExcelに、スライドがパワーポイントに相当します。
特徴としましては、PCにインストールして使用するものではなく、オンライン(web)上で使用するものとなります。
Googleのアカウント(Gmailのアカウント)を持っていれば使用することが可能で作成したドキュメントはGoogleドライブに保存されることになります。
そのため、1台のPCに依存することなく、PCとインターネットさえあればどこでも同じドキュメントを編集可能です。
使用方法としては、Googleにログイン後、アプリボタンをクリックし、ドライブを開きます。
ドライブの中の新規ボタンをクリックします。
作成したい種類のドキュメントを選択することで新規ドキュメントを作成することができます。
Google ドキュメント / スプレッドシート / スライドで作成したドキュメントは、エクスポートすることでMicrosoft Officeのドキュメントとして保存するともできますし、逆にMicrosoft OfficeのドキュメントをインポートしてGoogle ドキュメント / スプレッドシート / スライドで編集することも可能です。
また、Googleドライブに保存してあるドキュメントを共有することで友達や同僚などと同時に閲覧/編集することも可能です。
但し、オンラインで使用するもののため、当然ながらインターネット環境が無いところでは使用することができません。
その他のデメリットとしましてはExcelに相当するGoogle スプレッドシートは、計算や単純な表などは問題なく使えますが、図形の描画は苦手という面もあります。
3. KINGSOFT WPS Office
- フリーソフトでは互換性やサポートがどうしても心配だが安価がいいという方!
- インターネット環境が無くてもOfficeを使用したい方!
これまでは無料のソフトをご紹介してきましたが、無料ソフトはサポートが無かったり、OSのバージョンアップに対応しなかったりして急に使えなくなることがあります。
こちらのWPS Office(キングソフト)は有料なのでサポートもある上、Microsoft Officeに比べて安価であることが特徴です。
公式ページでMicrosoft Officeとの互換性を大きく謳っているため、仮にMicrosoft Officeのバージョンアップでうまく動かないことがあったとしてもすぐに対応されることが期待されます。
WPS OfficeもWriter(wordに相当)、Spreadsheets(Excelに相当)、Presentation(パワーポイントに相当)する機能はもちろん整っています。
各ソフトの特徴比較
‘ Officeソフト名 ‘ | 価格 | Microsoft Officeとの互換性 | オフラインでの使用 | オンラインでの同時編集 |
---|---|---|---|---|
Apache OpenOffice | 無料 | 互換性有り。 標準では独自形式。 | 可能 | 不可 |
Google ドキュメント / スプレッドシート / スライド | 無料 | Office形式でのエクスポート(ダウンロード)が可能。 | 不可 | 可能 |
WPS Office(キングソフト) | 7,380円 (公式サイト) | 完全互換 ※VBAを除く | 可能 | 不可 |
Microsoft Office Home and Business 2019 | 38,284円 (公式サイト) | – | 可能 | 不可 |
これまでご紹介した各ソフトの特徴を表にまとめました。
Apache OpenOfficeとGoogle ドキュメント / スプレッドシート / スライドは完全無料というところに大きな優位性があります。
この2つの中でもApache OpenOfficeはPCにインストールが必要であるのに対し、Google ドキュメント / スプレッドシート / スライドは、インストールも不要でGoogleアカウントとインターネットさえあればどこでもすぐに自分のファイルを編集できることがメリットです。
しかし、先ほどもお伝えした通り、Google ドキュメント / スプレッドシート / スライドは、インターネットが無い場所では使えないため、外出先での資料の作成にはあまり向いていません。
Microsoft Officeとの互換性は、WPS Office(キングソフト)が一番高いと言えますので互換性に心配な方にはWPS Office(キングソフト)
をオススメします。
最後に
今回は、Apache OpenOffice、Google ドキュメント / スプレッドシート / スライド、WPS Office(キングソフト)をご紹介しました。
管理人は以前はOpenOfficeを使用していましたし、最近ではGoogle ドキュメント / スプレッドシート / スライドを使うことが多いです。
図形などを用いて凝った表を作らないのであればGoogle ドキュメント / スプレッドシート / スライドで十分です。
そのため、まずは無料のApache OpenOffice、Google ドキュメント / スプレッドシート / スライドを使用してみてそれでは不足する機能があるということであればKINGSOFT WPS Officeに乗り換えるというのも良いですね。
安価で互換性のあるOfficeソフトを使用して節約しつつしっかりと作業を行いましょう。
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