2021年7月に発売された完全ワイヤレスイヤホン(TWS)のag COTSUBUは、2019年12月発売のTWS03Rの後継モデルです。
COTSUBUはTWS03Rに比べて小型・軽量化され、スペックは大幅に向上していますが、買い替えるメリットはあるのでしょうか?
管理人としての結論はどうしても不満があるという場合でなければ買い替える必要はないと考えています。
そこで本記事では、ag COTSUBUとTWS03Rを徹底比較し、この2つの違いや買い替える必要はない理由をご紹介します。
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ag COTSUBUとTWS03Rを徹底比較
スペックは全てにおいてCOTSUBUが進化しているが値段が少しだけ高い
ag COTSUBUとTWS03Rのスペック比較
ag COTSUBUとTWS03Rのスペック・価格を一覧表で比較しました。
どちらのイヤホンもアクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み、ワイヤレス充電などは搭載されていない、純粋に音楽を楽しむための完全ワイヤレスイヤホンです。
表を見ていただくと分かる通り、COTSUBUはaptXや防滴に対応していたり、USB-C充電ができるなどスペック面では圧倒的にTWS03Rから進化していることが分かります。
スペックが上がっている分、価格が定価・実売価格ともに500円高くなっています。
外観はイヤホンケース、本体ともにCOTSUBUのコンパクトさに圧倒される

見てのとおり、ag COTSUBUとTWS03Rではサイズが圧倒的に違うことが分かります。
どちらも粉雪塗装と呼ばれる塗装が施されていますが、COTSUBUはTWS03Rに比べると粉雪感があまりなく、よく見ないと分からない作りになっています。

TWS03Rはポケットに入れるには少し分厚い大きいためバッグに入れる必要がありますが、COTSUBUは名前の通りとてもコンパクトで胸ポケットにでも入る厚さです。

TWS03Rの充電端子は、Micro-USBポートなのに対し、COTSUBUは2021年現在主流のUSB-Cポートになっていることも大きなポイントです。

イヤホンケースを開けるとこのようにイヤホン本体が収納されています。
前TWS03Rは左右のイヤホンの形状がほぼ同じですので右のイヤホンを左側に収納できてしまいましたが、COTSUBUは左右の形状が違うので間違えて収納してしまうということはありません。

イヤホン本体表面を比べるとほぼ同じくらいのサイズとなっています。
COTSUBUがタッチセンサー式となっているのに対し、TWS03Rは物理ボタン式となっている点が大きく異なります。

本体を横から比較するとCOTSUBUのノズルは緩いカーブを描いているのに対し、TWS03Rは直線的となっていることが分かります。
また、イヤホン本体の厚みもCOTSUBUのほうが若干薄くなっています。
COTSUBUはスマホと接続するまでの早さが圧倒的

ag COTSUBUとTWS03Rでは、イヤホンがスマホと接続されるまでの時間が違い、COTSUBUのほうが素早く接続され、音楽を楽しめます。
TWS03Rは、イヤホン本体をケースから取り外すと接続が開始されるのに対し、COTSUBUは、イヤホンケースを開けた瞬間に接続が始まります。
そのため、イヤホンを耳に付けたときには接続が終わっているということが多いため、すぐに音楽をイヤホンで聴くことができます。
装着感はCOTSUBUは耳栓をしているだけのように自然にフィットし、とても軽い

ag COTSUBUとTWS03Rは、どちらも小型であり、しっかりと耳の中に収まります。

前から見てもどちらもほとんど耳からはみ出ることなく、何かに引っ掛けて外れてしまうということありません。

どちらもしっかりと耳に収まっているのですが、装着感はかなり違います。
画像の通り、COTSUBUのノズルは緩くカーブしていて耳に沿うように自然にフィットするため、まるで耳栓をしているだけのような感覚になります。
TWS03Rも決して装着感は悪く無いのですが、COTSUBUと比べるとイヤホンを付けている感覚は大きいです。
音質は似ている傾向だが、COTSUBUは低音の迫力が増している

ag COTSUBUとTWS03Rの音質はどちらも解像感が高く、高音~低音まで綺麗に再現してくれ、この価格帯ではピカイチで音楽が楽しくなります。
様々な楽曲で聴き比べてみると高音・中音はあまり違いを感じられませんでしたが、低音の迫力はCOTSUBUのほうが強いと感じました。
そのため、TWS03Rよりも更に迫力ある音で音楽を楽しむことができます。
操作はTWS03Rが物理ボタン式を行いやすいが、COTSUBUは操作音が鳴るなど配慮がされている

イヤホン本体での各種操作はag COTSUBUがタッチセンサーで行うのに対し、TWS03Rは物理ボタン式で押し込むようになっています。
COTSUBUのタッチセンサーは感度も高く、しっかり反応するものの、一時的にイヤホンを外して手に持っている間に誤操作してしまうことがあります。
一方、TWS03Rは物理ボタン式ですので簡単に反応することは無く、誤操作の心配はほぼありません。
ただ、TWS03Rはボタンを押しても操作音などは鳴らないので音量調整をするときなどに分かりづらいですが、COTSUBUは操作音がするため分かりやすくなっています。
通話品質はCOTSUBUがクリアな音質で相手に届きやすい
テレワークなどで重要となる通話品質はag COTSUBUのほうがクリアな音質を相手に届けてくれます。
COTSUBUの通話音声をzoomで録音したものがこちらです。
TWS03Rの通話音声をzoomで録音したものがこちらです。
どちらも機械音っぽさはあるものの、COTSUBUのほうが曇った感じが少なく、相手は聞き取りやすくなっています。
運動時なら防水性能があるCOTSUBUが向いている

イヤホンをしたまま、運動をしたいという方はag COTSUBUがオススメです。
TWS03Rは防水性能は付いていませんでしたが、COTSUBUはIPX4という汗や小雨程度であれば問題のない防水性能をしています。
新しく買うなら間違いなくCOTSUBUがオススメ!TWS03Rからの買い替えは無理にする必要ない!
今回比較してみるとag COTSUBUとTWS03Rでは、同シリーズの新作と後継モデルということもあって操作性を除くほぼ全ての面でCOTSUBUが上回っています。
それでありながら価格は500円高いだけとなっており、新規購入するのであればCOTSUBUをオススメします。
ただ、音質だけを考慮した場合、TWS03Rも十分に良い音で音楽を楽しめますので既にTWS03Rを持っている方の場合、特に不満が無ければ買い替える必要はないと考えています。
また、TWS03Rは2021年7月現在、ふるさと納税の返礼品の対象となっており、実質2,000円でゲットできるため、ふるさと納税を活用できる方はTWS03Rを選択肢に入れるのも良いです。
本サイトでは、今回比較した2機種のイヤホンの個別レビューも行っていて今回ご紹介できなかった気になったところなどもご紹介していますのでぜひこちらもご覧ください。
ag COTSUBUの個別レビュー記事はこちら。
ag TWS03Rの個別レビュー記事はこちら。
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