ag TWS03Rは、日本のオーディオブランドであるag(エージー)の安価で小型さがウリの完全ワイヤレスイヤホンです。
モデル名の最後に付けられている「R」シリーズは価格の安さと使いやすさがウリでag TWS03Rは2021年5月現在、agブランドのイヤホンで最も安価なモデルとなっています。
イヤホン・ヘッドホン専門店であるeイヤホンさんでは2020年に売れた完全ワイヤレスイヤホンの数量ランキングで1位となるほどの人気です。
本記事では、これほど人気のag TWS03Rを徹底レビューするとともにお得にゲットできる方法もご紹介します。
本サイトでは、TWS03Rの後継モデルであるag COSUBUのレビューも行っていますのでこちらもぜひご覧ください。
あわせて読みたい 【ag COTSUBUレビュー】超小型・超軽量なのにfinal監修で音質も良くてかわいい完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!【女性にもおすすめ】
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ag TWS03Rのスペック・価格
ag TWS03Rのスペック・価格一覧
ノイズキャンセリング | 未対応 |
---|---|
外音取り込み | 未対応 |
ワイヤレス充電 | 未対応 |
片耳のイヤホンのみで使用 | 対応 |
Bluetoothバージョン | バージョン5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC |
ドライバーサイズ | 未公開 |
充電時間 | イヤホン本体:1.5時間 |
バッテリー持続時間 | イヤホン単体:最大5時間 ケース込み:最大17時間 |
サイズ | 約64 x 約58 x 約33mm |
カラー | ブラック、ブルー、グリーン、レッド、クリーム、モモ |
重量 | ケース+イヤホン:約54g、イヤホン両耳:約8g |
イヤホン防水規格 | 未対応 |
充電ポート | Micro-USB(type-B) |
保証期間 | 1年間 |
その他 | 指紋が目立たない粉雪塗装 |
価格(Amazon/税込み) | 5,980円(2021年5月現在) |
定価(税込み) | 5,980円 |
発売月 | 2019年12月 |
ag TWS03Rは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み、ワイヤレス充電、専用アプリなどには対応していません。
しかし、とにかくコンパクトなこと、agのイヤホン特有の粉雪塗装で見た目が可愛いのが特徴です。
ag TWS03Rレビュー
パッケージは内部がチープな印象

ag TWS03Rのパッケージは外箱は作りもしっかり頑丈でデザインも可愛い作りになっています。

外箱を開けるとイヤホンケースとイヤホンが収納されています。
しっかりと収納されていますので運送時などに箱の中で動いてしまって傷ついてしまうということは無さそうですが、この中箱はチープさがありました。
付属品はイヤーチップ x 4 / Micro USBケーブル / マニュアルと普通
ag TWS03Rの付属品は、通常のイヤーチップがS / M / Lの3種類、finalのTYPE Eイヤーチップ(SS)、Micro USB(type B)ケーブル、取り扱い説明書が入っています。
agは、日本のオーディオブランドですので取り扱い説明書も全て日本語で14ページに渡り記載されていますので初めて完全ワイヤレスイヤホンをお使いの方も簡単に使うことができます。

ag TWS03Rの付属品には装着感に定評のあるfinalのイヤーチップ(サイズSS)も付属しています。
このイヤーチップは傘が深いため、耳の奥までフィットさせることができ、軸部分が固めでしっかりしているので装着すると不意にノズルから外れてしまうということもありません。
外観はコンパクトさ、デザインがとても可愛く男女ともに好まれる作り

ag TWS03Rのイヤホンケースは粉雪塗装と呼ばれ、少しざらつきがありますが、マットな仕上がりで指紋や皮脂がつきにくいことが特徴です。
デザインも可愛らしく、男性でも女性でも使いやすいデザインになっています。

横から見るとこのような形で他のイヤホンではなかなか見かけないデザインになっています。

イヤホンケース前面に充電時に点灯するランプが付いていて充電できているか確認できます。

背面にはMicro USB端子のポートがついており、こちらから充電することになります。

イヤホンを収納する際はマグネットでくっつきますが、よっぽど強い力で振ったりしない限り外れる心配はありません。
右のイヤホンを左の場所に収納してもなんとか納まってしまうので左右を間違えないように注意する必要があります。

イヤホンケースを開けて横から見るとこのようにイヤホンがケースに乗っているように収納されていることが分かります。

イヤホン本体を見ると指先と変わらないくらいコンパクトであることが分かります。
イヤホン操作のためのボタンと充電中やペアリング時に光るランプが付いています。
写真ではagのロゴが横を向いていますが、耳に装着した場合にきちんと下を向くようになっています。

イヤホン本体を横からみると他のイヤホンに比べてもノズルが太くなっています。

ag TWS03Rは、左右のイヤホンの形状が似ていますが、イヤホン裏面に右耳用か左耳用かの表記がありますので左右間違えてしまうという心配はありません。
装着感は耳にしっかりとフィットし、軽くて超快適

ag TWS03Rは、サイズがとてもコンパクトなのでしっかりと耳に収まります。
管理人の右耳は成人男性にしては小さいほうなのですが、それでも耳が痛くなってしまうようなことはありませんでした。

前から見てもボタン部分が少しはみ出ていますが、ほとんどが耳の中にしっかりと収まっています。
耳の中でもイヤーチップでしっかりと固定されていて本体も耳からはみ出ないので付けていて外れてしまうような心配はなく、片耳4gととても軽いので装着感はバツグンです。
本体のコンパクトさからは信じられない心地よさでずっと音楽を聴いていたくなる
ag TWS03Rの音質はfinal完全監修を謳っているに相応しい、キレがあって高音から低音まで綺麗に再現してくれます。
agの完全ワイヤレスイヤホンの中で最も安価なモデルでサイズもとてもコンパクトですが、そうとは思えないほどバランスが良い音質でキラキラしているという印象を受けました。
低音も十分強力ですが、よくあるような機械的に低音を無理やり協調したような音ではく、しっかりとチューニングされていて自然ですが迫力で素晴らしい音になっています。
ag TWS03Rは、イコライザー設定で自分で音質を調整することはできませんが、元々のチューニングが素晴らしいので十分満足できる音質に仕上がっています。
操作はボタン式でミスないが、操作音が鳴らず人によっては分かりづらさがある

ag TWS03Rのイヤホン本体の操作はボタンで操作します。
ag TWS03Rの操作コマンド一覧
‘ 操作 ‘ | 操作コマンド |
---|---|
音楽の再生/一時停止 | 右または左を1回タップ |
曲送り | 右を2回タップ |
曲戻し | 左を2回タップ |
音声アシスト起動/解除 (Siri/Googleアシスタント) |
音楽停止時に右もしくは左を2回タップ |
音量アップ | 右を3回タップ |
音量ダウン | 左を3回タップ |
電話を受ける/切る | 右もしくは左を1回タップ |
着信拒否 | 右もしくは左を1秒間長押し |
ag TWS03Rの操作はタッチ操作ではなく、ボタン操作ですのでミスなく快適に行うことができます。
ただ、ボタンを押した際に操作音は鳴りませんので音楽再生の邪魔にはなりませんが、音量アップ/ダウンの操作のときは操作がうまくいっているのかが少し分かりづらいです。
通話品質は少しぼやけた音になるのでオンライン会議にはイマイチ
ag TWS03Rの音声をzoomで録音した音声がこちらです。
ag TWS03Rでの通話は十分会話は成り立ちますが、少しぼやけた音で相手に届きます。
そのため、プライベートの会話程度なら十分かと思いますが、ビジネスなどの重要なシーンではあまり向いていないなと感じました。
また、zoomが繋がったときに左耳にノイズが入ったのも少し気になりました。(音楽を聴いている時はノイズは全くありません)
ag TWS03Rの気になったところ
イヤホン本体での音量アップ/ダウンが操作しづらく反応したか分かりにくい

ag TWS03Rは、イヤホン本体の右ボタンを3回タップで音量アップ、左ボタンを3回タップで音量ダウンさせることができます。
しかし、操作時の音が鳴らないのでちゃんと操作できているかが分かりづらく、音量をたくさん調整したいときはかなりの回数をタップしなければいけないのが大変でした。
ただ、そのような時はスマホ本体で操作すれば済む問題でもあります。
充電端子がUSB-Cではなく、Micro USB(type-B)

ag TWS03Rは、2019年12月発売と少し前に発売された安価なモデルであるせいか充電端子がMicro USBとなっています。
2021年現在のイヤホンやスマホの主流であるUSB-C端子を搭載していたら他と使いまわせるので最高でしたね。
高品質コーデックのaptXに対応していない
ag TWS03Rが対応しているオーディオコーデックはSBCとAACとなっており、高音質コーデックであるaptXには対応していません。
しかし、最近の完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデルでもaptXに対応していないものも多く、ag TWS03Rが特別劣っているというわけではありません。
Apple AirPods Pro、Bose QuietComfort Earbuds、Jabra Elite 85t、JBL Club Pro+ TWS、SONY WF-1000XM3など
また、aptXはイヤホン側だけでなく、音楽などの送信側(スマホやPCなど)も対応している必要がありますが、最新のiPhone 12でもaptXは未対応ですのでiPhone用としては全く問題ありません。
実質2,000円!ag TWS03Rはふるさと納税活用でお得にゲット可能!

ag TWS03Rは、実売価格5,980円(2021年現在のAmazon価格)ですが、実はふるさと納税を活用することで実質2,000円でゲットできます。
ふるさと納税は食品などが多く完全ワイヤレスイヤホンが返礼品となっているケースは少ないですが、ag TWS03Rは、神奈川県川崎市のふるさと納税返礼品の対象になっています。
ag TWS03Rがゲットできる神奈川県川崎市への寄附は大手ふるさと納税サイトのふるさとチョイスで行うことができますのでぜひチェックしてみてください。
関連記事 ふるさと納税で実際にゲットした返礼品をご紹介!早く始めれば始めるほどお得な制度です!
ag TWS03Rの総合評価は☆4.0
ag TWS03Rは、高音、中音、低音それぞれが十分綺麗でずっと聴いていたくなる音質です。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みなどの機能はついていないため、評価はしませんが、価格の安さを考えると総合評価は☆4.0となりました。(実際には☆4.2~4.3ほどの実力があります)
後継モデルのag COTSUBUとの違いは?どちらを買うべき?

2021年7月にag COTSUBUというag TWS03Rの後継モデルが発売されました。
COTSUBUは、TWS03Rで気になった部分(Micro-USB、本体操作時の音が鳴らない、aptXに未対応)がすべて改善されていて、その他のスペックも向上しています。
また、本体もコンパクトになり、音質も上がっているなど大きく進化しています。
そのため、これから新しくイヤホンを購入する方の場合は、間違いなくCOTSUBUがオススメです。
COTSUBUは、TWS03Rよりも500円高い価格設定ですが、500円以上の価値は間違いなくあると感じています。
但し、COTSUBUは、ふるさと納税の対象外ですのでふるさと納税を活用できる方はTWS03Rのほうがオススメです。
本サイトでは、ag COTSUBUとTWS03Rの比較をこちらの記事でしっかり行っていますのでこちらもぜひご覧ください
同じ価格帯のEarFun Free Proとの違いは?どっちを買う?

ag TWS03RとEarFun Free Proはどちらも5,000円台でコスパのとても高いイヤホンです。
EarFun Free Proは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み、ワイヤレス充電、防滴性能などの機能が付いている全部入り完全ワイヤレスイヤホンです。
この2つのイヤホンを比べて優れている部分をまとめました。
- 圧倒的な音質
- コンパクトで最高の装着感
- 男女ともに好まれるデザイン
- ボタン式による操作性
- アクティブノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- ワイヤレス充電
- 防滴
EarFun Free Proは全部入りの完全ワイヤレスイヤホンですが、全ての機能がハイエンドクラスのイヤホンには劣るものの、十分使えるというのがメリットです。
そのため、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込みが入っているイヤホンが欲しい方はEarFun Free Proを選ぶことになります。
一方、ag TWS03Rは、EarFun Free Proに比べると音質が圧倒的に良いため、機能よりも音質を重視する方には圧倒的です。
関連記事 【EarFun Free Pro】5,000円台で全部入り完全ワイヤレスイヤホン!YouTubeで話題のイヤホンをレビューします!!
ノイキャン・外音取り込み不要ならこれ一択と思える高音質!コスパ最高の完全ワイヤレスイヤホン!!
最後にag TWS03Rの良いところ・気になるところをまとめます。
- バランスの良い圧倒的な高音質
- 男女ともに好まれるデザイン
- コンパクトで最高の装着感
- ボタン式による操作性
- ふるさと納税で実質2,000円でゲット可能
- ボタンの反応が分かりづらい
- 充電がMicro USB
- aptXに対応していない
ag TWS03Rはいろいろな機能が付いていない代わりに安価に高音質を楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
コンパクトで可愛らしいデザインからは想像できない高音質が快適で装着感の良さも相まってずっと聴いていたくなり、イヤホン・ヘッドホン専門店のeイヤホンさんで2020年に最も売れたというのも納得できました。
カスタマイズはできないですが、逆に何もしなくても手間なく手軽に高音質な音楽を聴きたいという方にはベストなイヤホンになっています。
そしてふるさと納税を活用し、実質2,000円でゲットすれば間違いなくコスパ最高のイヤホンと言えます。
ぜひ参考にしてください。
本サイトでは、TWS03Rの後継モデルであるag COSUBUのレビューも行っていますのでこちらもぜひご覧ください。
本サイトでは、ag COTSUBUとTWS03Rの比較をこちらの記事でしっかり行っていますのでこちらもぜひご覧ください