【おすすめ記事】1万円台のおすすめ完全ワイヤレスイヤホン

【Jabra Elite 7 Pro vs Elite 7 Active比較】2021年のハイエンドモデル2機種の違いは?どちらがおすすめか徹底解説!!

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeの比較

Jabra Elite 7 ProElite 7 Activeは、どちらもデンマークのオーディオブランドであるJabraが発売した、2021年モデルのノイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。

どちらもElite 7シリーズということでスペックは共通する部分が多く、Elite 7 ProとElite 7 Activeでは何が違うのか、どちらを買えばいいのか分からないという方も多いと思います。

そこで本記事では、2021年に完全ワイヤレスイヤホンを30個以上レビューした管理人が、この2モデルをどちらも使用して分かった違いやどちらがおすすめかについて徹底解説します。

本記事の内容は管理人が運営しているYouTubeチャンネルでも詳細にご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。

Jabra Elite 7 ProとElite 7 Activeを徹底比較

スペックは共通する部分が多いが特徴があり、価格はElite 7 Activeが有利

Jabra Elite 7 ProとElite 7 Activeのスペック比較

製品名 価格(Amazon/税込み) マルチセンサーボイス シェークグリップ ANC 外音取り込み ワイヤレス充電 片耳のみのイヤホンの使用 ドライバーサイズ Bluetoothバージョン 対応コーデック 充電時間 バッテリー持続時間 サイズ カラー 重量 イヤホン防水規格 充電ポート 保証期間 その他 定価
 

Jabra Elite 7 Pro

Jabra Elite 7 Pro

24,800円 対応 未対応 対応 対応 対応 対応(モノラル再生) 6.0mm バージョン5.2 SBC / AAC 約150分
5分間の充電で60分再生可能
ANCオン時:最大8時間(イヤホンケース併用:約30時間) ケース:約39.8 x 約69.3 x 約25.4 mm
イヤホン本体:横20.8 x 縦17.9 x 厚み15.6 mm
チタニウムブラック
ブラック(Amazon限定)
ゴールドベージュ
ケース+イヤホン:約55.0g
イヤホン両耳:約10.8g
IP57 USB-C 1年間
(アプリからの登録で水と埃による故障を2年間に延長可能)
専用アプリによるファームウェアアップデート、イコライザー設定、
タッチ操作のカスタマイズなどに対応
27,280円
 

Jabra Elite 7 Active

Jabra Elite 7 Active

21,800円 未対応 対応 対応 対応 対応 対応(モノラル再生) 6.0mm バージョン5.2 SBC / AAC 約150分
5分間の充電で60分再生可能
ANCオン時:最大8時間(イヤホンケース併用:約30時間 ケース:約39.8 x 約69.0 x 約25.2mm
イヤホン本体:横21.0 x 縦16.9 x 厚み15.9 mm
ブラック
ネイビー
ミント
ケース+イヤホン:約55.5g
イヤホン両耳:約10.9g
IP57 USB-C 1年間
(アプリからの登録で水と埃による故障を2年間に延長可能)
専用アプリによるイコライザ設定、アップデートなどに対応
タッチ操作のカスタマイズなどに対応
23,980円

Elite 7 ProElite 7 Activeのスペックを比較するとほぼ同等ということが分かります。

大きな違いとしましては、以下となります。

  • Elite 7 Proのみに搭載されている機能:周囲の騒音レベルが高い時に骨伝導マイクに切り替わり、快適な通話性能を届けるマルチセンサーボイス
  • Elite 7 Activeのみに搭載されている機能:運動時にもずれることなく、究極のフィット感を実現するシェークグリップ

また、Elite 7 Activeのほうが3,000円安いというのも大きな特徴となっています。

外観は若干Elite 7 Proが小さく、デザインはどちらも特徴がありかっこいい

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホンケース比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

Elite 7 ProElite 7 Activeのイヤホンケースは上部のJabraのロゴがElite 7 Proは色違いのパーツが付けられていること以外は同じ外観・サイズとなっています。

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホンケースを開けたところを比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

イヤホンケースを開けるとこのようにイヤホン本体が収まっていて中の質感も同様です。

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホン本体比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

本体サイズもほぼ同等で見た目からは分かりづらいですが、若干Elite 7 Activeのほうが大きくなっています

サイズ比較
  • Elite 7 Pro:幅19.1 x 縦17.6 x 厚み16.0 mm
  • Elite 7 Active:幅19.5 x 縦18.0 x 厚み16.3 mm

また、Elite 7 Proは操作ボタンがはっきり分かりますが、Elite 7 Activeはシリコンで覆われていて見た目からはボタンかどうか分からないようになっていますが実際は物理ボタンとなっています。

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホン本体を横から比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

横から比較するとマイク部分の作りが若干違っていることが分かります。

写真では分かりづらいものの、Elite 7 Proは全体がプラスチック製、Elite 7 Activeは表面と側面が特殊なシリコンでコーティングされています。

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホン本体を裏から比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

イヤホン本体の裏面に違いは見当たりません。

このようにそこまで大きな違いはなく、デザインはどちらもかっこいいものになっています。

通話品質は通常の環境なら同等、過酷な環境ならElite 7 Proが有利

Elite 7 Proは先ほどご紹介した通り、Elite 7 Activeには搭載されていないMultiSensor Voice(マルチセンサーボイス)テクノロジーが搭載されています。

マルチセンサーボイス:周囲の騒音レベルが高い時に骨伝導マイクに切り替わり、快適な通話性能を届けることが可能な機能。

静かな場所での通話音声は両モデルともとても綺麗で、ビジネスでの重要な商談などでの通話も可能です。

静かな部屋の中でzoomの音声を録音したものがこちらです。

↓Jabra Elite 7 Proの通話音声↓

↓Jabra Elite 7 Activeの通話音声↓

さらに通話している周りで除湿機による騒音や風、そしてYouTubeにて電車の走行音やアナウンスを流した過酷な環境での通話音声を録音したものがこちらとなります。

↓Jabra Elite 7 Proの通話音声↓

↓Jabra Elite 7 Activeの通話音声↓

周囲に騒音がある過酷な環境の場合、Elite 7 Activeは騒音と管理人の声がミックスされ、聞き取りづらいのが分かります。

対してElite 7 Proは管理人の声も少しこもっているものの、騒音はしっかりカットしてくれ、十分会話可能な音質となっています。

そのため、野外や騒音がある過酷な環境で会話を行うことがある方にはElite 7 Proが最適と言えます。

装着感はどちらも運動に耐えれるほど良いが、Elite 7 Activeはよりずれにくい

Jabra Elite 7 Activeのイヤホン本体側面
Elite 7 Activeは表面が特殊なシリコンでコーティングされています。

装着感は、Elite 7 ProElite 7 Activeもしっかりとフィットし、運動時にも外れる心配はないほど快適です。

しかし、先ほどご紹介した通り、Elite 7 Activeにはシェークグリップテクノロジーが搭載されているため、Elite 7 Proよりもさらにフィット感が良く、激しく動いてもずれてしまうことはありません。

シェークグリップ:イヤホン本体の周囲が特殊なシリコンでコーティングされていることで究極のフィット感を実現することが可能。
Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeを装着し、横から比較したところ
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

イヤホン本体のサイズはElite 7 Proのほうが若干小さいものの、装着したところを写真で比較してみるとほとんど変わらないことが分かります。

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeを装着し、前から比較したところ
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

前から見てもどちらもほとんど耳からはみ出ていないため、見た目も悪くなく、運動時などに邪魔になることもありません。

Elite 7 Activeのほうが若干大きいとはいえ、他の機能性の高い完全ワイヤレスイヤホンに比べると小さく、よほど耳の小さい方でない限り、装着感はElite 7 Activeが有利と言えます。

操作性はElite 7 Activeのほうが比較的楽に操作可能

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeのイヤホン本体比較
左:Elite 7 Pro、右:Elite 7 Active

Elite 7 ProElite 7 Activeは、どちらもイヤホン本体表面の物理ボタンで操作を行います

特にElite 7 Activeはタッチセンサー式のように見えますが、物理的にしっかりと押し込むことが可能です。

どちらも操作可能なコマンドの種類やカスタマイズ性は同じで必要な操作(再生・一時停止、曲送り・曲戻し、音量の上げ下げ、ANC・外音取り込み切り替え)を全て行うことができます。

両モデルの違いは、ボタンを押す際の硬さでElite 7 Activeのほうが柔らかいため、操作が比較的簡単で運動中でもストレスなく操作可能となっています。

音質・ANC・外音取り込み・アプリでのカスタマイズ性は同等と考えて良い

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeの比較
音質やANC・外音取り込み・アプリはほぼ同等です。

ここまでElite 7 ProElite 7 Activeの違いをご紹介してきましたが、その他の音質やANC・外音取り込み・スマホアプリでのカスタマイズ性についてもご紹介します。

基本的にこれらの違いは無く、同等の性能と考えて良いです。

しいて言えば、音質についてElite 7 Activeの低音の伸びがほんの少しだけ良いと感じています。

ただ、これはドライバーやチューニングが違うわけではなく、Elite 7 Activeはよりフィット感が高いため、遮音性が上がり低音が伸びているように感じるのだと考えています。

Elite 7 Proでもイヤーピースを変えたり、アプリのイコライザーで調整することで同じ体験をすることができます。

もし、イヤーピースでフィット感を高めるのであればSpinFit CP1025というサードパーティ製の完全ワイヤレスイヤホン専用イヤーピースはとてもおすすめです。

過酷な環境で通話をしない方は装着感やコスパに優れるElite 7 Activeがおすすめ!

Jabra Elite 7 ProとJabra Elite 7 Activeの比較

Elite 7 ProElite 7 Activeを比べてみるとElite 7 Proは過酷な環境でも耐えられる通話性能、Elite 7 Activeはトップクラスのフィット感と価格に優れていると言えます。

では、Elite 7 ProとElite 7 Activeのどちらがおすすめかというと、管理人としてはElite 7 Activeがおすすめとなります。

理由としては以下の3点となります。

  1. 管理人は過酷な環境ではあまり通話をしない。
  2. 圧倒的にコスパが高い。
  3. Elite 7 Proの価格ならもう一段階上のモデルがおすすめ。

1と2に関しては言葉の通りですので3について詳しくご紹介します。

Elite 7 Proは2021年11月末のAmazonでの価格が24,800円で25,000円に近い価格帯となっています。

25,000円という価格だとあと3,000円ほどプラスすることでハイレゾ対応のTechnics EAH-AZ60SONY WF-1000XM4も手に入れることが可能となってきます。

この2モデルは圧倒的に品質の高いイヤホンとなっているため、こちらを購入できるのであればとてもおすすめです。

ただ、予算の上限が25,000円で通話品質が高いイヤホンをお求めの方はもちろんElite 7 Proを選択するのも良いと思います。

ぜひ参考にしてください。

Jabra Elite 7 Proのレビュー記事はこちら。

Jabra Elite 7 Activeのレビュー記事はこちら。

本記事の内容は管理人が運営しているYouTubeチャンネルでも詳細にご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。

きのこくん

きのこくん

完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を中心にレビューや比較をしている「きのこくん」といいます。
これまで80個以上のTWSをレビューしました。レビューでは良かった点はもちろん、気になった点も正直にお伝えすることで見ていただいた方の役に立てるように意識しています。
また、YouTubeでも完全ワイヤレスイヤホンについての情報を発信していますので本サイトとともにチェックいただけると嬉しいです!
本業はシステムエンジニア(経験15年)のため、アプリの良し悪しや動作検証も得意です!

FOLLOW

関連記事

1 件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です