SpinFit CP1025は、完全ワイヤレスイヤホン用に開発された付け替え用イヤーピースで、背が低いため、イヤホンケースに干渉しづらく、様々なイヤホンに装着することができます。
CP1025は2サイズ入りで1,598円(税込)となっており、医療用シリコンや40度傾けることができる3Dクッション構造を採用していることで装着感もバツグンで音質の向上も期待できるモデルです。
そんなCP1025ですが、全ての完全ワイヤレスイヤホンに最適かと言われると必ずしもそうではありません。
そこで本記事では、SpinFit CP1025をレビューするとともに様々なイヤホンに装着して検証し、合っているもの、合っていないものを包み隠さずご紹介します。
本記事は、SpinFit様から商品をご提供いただき作成しています。
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SpinFit CP1025レビュー
外観・デザインは透明感が高く、軸にはほんのり色がついていてかわいい

SpinFit CP1025は、写真の通り、かなり透明感の高いイヤーピースとなっていて軸の部分はイヤホン本体の色合いを邪魔しないくらい少しだけ色がついていて可愛いデザインとなっています。

これまで発売されていたこちらも完全ワイヤレスイヤホン用イヤーピースであるCP360と比べるとかなり背の高さが違うことが分かります。

傘の厚みを比較するとCP1025はかなり薄いことが分かります。
また、質感もかなり柔らかくなっています。
装着感は耳に優しく、ぴったりと吸着するようで快適

SpinFit CP1025を装着したイヤホンを耳に付けるとイヤホンがかなり軽く感じます。
写真のag TWS04Kは、ノズルがかなり真っ直ぐなモデルで耳の奥に刺さるような装着感が少しストレスになります。
しかし、CP1025に交換すると3Dクッション構造によって耳に沿うよう傾くため、快適に装着できました。
また、耳に装着した際にイヤーピースがピタッと耳に吸着するようにしっかりとフィットするのがとても心地良いです。
音質は高音域・中音域がクリアになって気持ちいい

音質は、どのイヤホンにつけても高音域・中音域の抜けが良くなり、より明瞭感が増してクリアに聞こえます。
後ほどまたご紹介しますが、特にJabra Elite 75tやAVIOT TE-D01qにはとても合っていて「こんなにいい音だったっけ?」と思える音質となりました。
SpinFit CP1025の装着方法
SpinFit CP1025のイヤホンへの装着方法をご紹介します。
1.CP1025の傘の部分をひっくり返します。
2.イヤーピースの軸の片側をイヤホンのノズルに引っ掛けるようにします。
3.引っ掛けた反対側の軸の先を爪や指で強く下げ、イヤホンのノズルに装着します。
4.最後に裏返していた傘を元に戻して完成です。
SpinFit CP1025を様々な完全ワイヤレスイヤホンに装着し検証

こちらの11個の完全ワイヤレスイヤホンにSpinFit CP1025は装着可能なのか、装着感や音質は良くなるのか、一番大きいLサイズを装着し、イヤホンケースに収納可能なのか検証しました。
こちらの11モデルは全てノズルの先端が通常の丸い形であるものを選定し、Jabra Elite 85tのようなノズル先端が縦長のモデルは除外しています。
装着感・音質が改善し、とてもおすすめできるモデル

SpinFit CP1025を装着すると装着感や音質が劇的に改善したモデルがこの5つ(Jabra Elite 75t/AVIOT TE-D01t/AVIOT TE-D01q/ag TWS04K/ag COTSUBU)となりました。

特にこの4モデル(Jabra Elite 75t/AVIOT TE-D01t/AVIOT TE-D01q/ag COTSUBU)は音質が改善しました。
元々の音質も良かったものの、さらに高音域・低音域の抜けが良くなり、音楽を聴くのが気持ち良いです。

一方、ag TWS04Kは、音質よりも装着感が改善されました。
ag TWS04Kは、耳のかなり奥でフィットする仕様で純正のイヤーピースの場合、長時間装着していると耳の奥にストレスがかかるような感じがありました。
しかし、CP1025では3Dクッション構造がしっかり効いているようで装着感が優しく軽くなったため、長時間の使用でもストレスなく使用可能となります。
イヤホンに装着可能だが、明らかに合っていないモデル

SpinFit CP1025がそもそも合っていないのがこちらも4モデル(SONY WF-1000XM4/Beats Studio Buds/Anker soundcore Life P3/JBL CLUB PRO+ TWS)でした。
この4モデルは純正のイヤーピースの背が高いため、背の低いCP1025は装着は可能であるものの、合っていませんでした。

SONY WF-1000XM4にCP1025を装着し、純正イヤーピースと比較してみると明らかに高さが足りていないことが分かります。
他の3モデルも同様に高さがあるイヤーピースですので装着しても効果は得られません。
これらにSpinFit製のイヤーピースを装着するのであれば背が高いCP360にすることをおすすめします。
見た目は合っているが音質には効果を感じられなかったモデル

SpinFit CP1025の装着に違和感はありませんでしたが、あまり効果が実感できなかったモデルがこの2モデル(NUARL N6Pro2/NUARL N6mini2)となります。
元々、この2モデルは高音域・中音域の解像感や分離感が高く十分音質が綺麗だったためだと思っています。
そのため、純正イヤーピースの装着感がどうしても合わずに装着感が良いイヤーピースを探している方にとっては良いですが、音質の改善を目的にするのはおすすめできません。
Lサイズを装着するとイヤホンケースに収まりづらいモデル

SpinFit CP1025の最も大きいLサイズを装着し、イヤホンケースに収納しづらかったモデルがこの4つ(NUARL N6Pro2/NUARL N6mini2/Jabra Elite 75t/JBL CLUB PRO+ TWS)となります。
ケースに収まらないわけではないのですが、少し指で押し込むなどの必要があります。

例えば、NUARL N6mini2にLサイズを装着してケースに収納し、取り出すとイヤーピースが多少引っかかり、裏返ってしまうこともあるくらいギリギリとなります。
SpinFit CP1025は装着するイヤホンを選べば価格分の価値を十分発揮できるイヤーピース
SpinFit CP1025は、これまでご紹介した通り、どのイヤホンにも必ずしも合うとはいえません。
しかし、最適なイヤホンに装着すれば高音域・中音域抜けが良くなったり、軽くて耳に吸い付くような装着感がとても魅力で音楽をより楽しく聴くのに一役買ってくれます。
純正イヤーピースの背が低めで高音域・中音域の綺麗さが足りていないと感じるイヤホンにはとても合うと思いますので今回ご紹介したイヤホン以外でもぜひ試してみてください。
背が高い完全ワイヤレスイヤホンにはCP360がおすすめです。
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SpinFit CP1025にはAirPods Pro用のアタッチメントが付いたモデルも販売されています。
更にGalaxy Buds Pro/Jabra Elite 85t用のモデルも販売されています。