AVIOTの音質重視フラッグシップモデルには、TE-BD21j-ltdとTE-BD21j-ltdpnk(通称ピヤホン5)があります。

ピヤホン5は、TE-BD21j-ltdをベースに作られていて基本スペックは似ているものの、バンド凛として時雨のピエール中野さんが監修された音質はとても素晴らしいものに仕上がっています。
ただ、その他の部分など公式webサイトを見ていても違いが分かりづらいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、40個以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきた管理人が徹底比較します。
関連記事 【AVIOT TE-BD21j-ltdpnk / ピヤホン5レビュー】Snapdragon Sound対応でハイレゾ再生可能な音質重視完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!
AVIOT TE-BD21j-ltdとTE-BD-21j-ltdpnk(ピヤホン5)を徹底比較
基本スペックで見るとほぼ共通だが、スペック表に現れない部分で違いがある
AVIOT TE-BD21j-ltdとTE-BD-21j-ltdpnk(ピヤホン5)のスペック比較
ピヤホン5は、TE-BD21j-ltdをベースに作られているため、基本スペックはほぼ共通となっていて価格やボイスガイダンスの変更可否以外の違いは見られません。
しかし、スペック表に現れない以下の部分で違いがあります。
- ドライバーそのものは同じだが、より厳選したドライバーを使用
- デザインなどの外観
- ピエール中野さんによる独自のサウンドチューニング
特にドライバーは、同じものがされているものの、ピヤホン5にはワンランク厳しい審査基準を設け、それをクリアしたのもののみが使われているというこだわりとなっています。
外観はサイズ・重量は同じだが、デザインでピヤホン5は特別感がある

TE-BD21j-ltdとピヤホン5のイヤホンケースはサイズや重量は同じ仕様となっていますが、カラーやデザインに違いがあります。
TE-BD21j-ltdには本記事でご紹介するドーンブルーとその他にローズゴールドのカラーが展開されていますが、ピヤホン5はダークブロンズの1色のみとなっています。
また、ピヤホン5のケース上面にはピエール中野さんのロゴが印刷されています。
イヤホン本体もサイズや形状、重量は同じですが、カラーの違いと左のイヤホンを表面から見た際のデザインに違いがあります。

TE-BD21j-ltdにはAVIOTのロゴがあり、TE-BD21j-ltdpnkはピエール中野さんのキャラクターのロゴとなっています。
右耳用のイヤホンはどちらもAVIOTのロゴとなっています。

付属品はイヤホンケースがピヤホン5は特別なものが用意されている

付属品のイヤーピース、USB-Cケーブル、左右のイヤホンを繋ぐことが可能なストラップ、マニュアルはどちらも同じものが付属しています。
違いは、イヤホンケースなどを収納できるケースです。
TE-BD21j-ltdは薄手のポーチが付属していて容量は多いですが、イヤホンケースを守るには若干強度が弱いです。
ピヤホン5は固めのケースが付属しており、ピエール中野さんコラボであることやロゴが印字されています。
こちらのケースにはイヤホンケースは収納可能であるものの、若干容量は小さめですが、イヤホンケースを傷から守るならピヤホン5のケースが有利となっています。
音質は低音の重厚感が圧倒的にピヤホン5が優っている

TE-BD21j-ltdとピヤホン5は、どちらもダイナミックドライバー1基とバランスドアーマーチュアドライバー2基を搭載したハイブリッド型です。
そのため、TE-BD21j-ltdの音質も解像感や臨場感、音の重なり、バランスなど素晴らしく一般的な完全ワイヤレスイヤホンに比べると素晴らしい音質です。
ピヤホン5と聴き比べてみるとピヤホン5は低音の重厚感が素晴らしく、TE-BD21j-ltdがあっさりした感じに聞こえます。
また、シンバルなどの高音域も少し持ち上がっていてより煌びやかな印象を受けました。
一方、ボーカルあたりの中音域は違いは感じられませんでした。
しかし、低音域や高音域が強調されていても中音域は埋もれることはないため、バランスが取れていてより素晴らしい音質に仕上がっています。
そのため、デフォルトで更に素晴らしい音質を体感したい方はピヤホン5をおすすめします。
アプリでのカスタマイズ性はピヤホン5はボイスアシスタントのカスタマイズが可能で一歩リード

TE-BD21j-ltdとピヤホン5は、AVIOT SOUND XXXアプリとUpdaterアプリでカスタマイズをすることができます。
どちらのイヤホンでも可能なカスタマイズはこちらです。
TE-BD21j-ltdとピヤホン5でカスタマイズできること
- ソフトウェアアップデート(Updaterアプリ)
- 外音取り込み時の動作(音量)設定(SOUND XXXアプリ)
- イコライザー設定(SOUND XXXアプリ)
- イヤホンボタン操作設定の割り当て変更(SOUND XXXアプリ)
- GPSを用いたイヤホン探索機能(SOUND XXXアプリ)
- 端末の音量操作(SOUND XXXアプリ)
- 言語設定(2021年12月現在は日本語のみ)(SOUND XXXアプリ)
- イヤホン本体の充電残量確認(SOUND XXXアプリ)
これに加えてピヤホン5では、PNK CHANGERという3つめのアプリを用いることでボイスガイダンスの変更を行うことができます。

PNK CHANGERでは、アニメPSYCHO-PASSの常守朱(cv.花澤香菜)、ドミネーター(cv.日髙のり子)に変更でき、スマホとイヤホンの接続時などのガイダンスを変えることができます。
装着感・操作性・外音取り込み・通話品質は同等と考えて良い
TE-BD21j-ltdとピヤホン5の違いはこれまでご紹介した通りですが、その他の装着感や操作性、外音取り込み、通話品質についてもご紹介します。
これらの項目については違いは無く、同等の性能と考えて良いです。
スペックを見ても同じですし、実際に使用しても同じだと感じました。
音質にこだわりたい方、特別感がほしい方はピヤホン5、コスパを重視したい方はTE-BD21j-ltdがおすすめ
本記事では、TE-BD21j-ltdとピヤホン5を比較しました。
デフォルトでとにかく良い音質で音楽を聴きたいという方や特別感が欲しい方、ピエール中野さんやアニメPSYCHO-PASSのファンの方はピヤホン5がおすすめです。
TE-BD21j-ltdも他の完全ワイヤレスイヤホンに比べたら十分音質は素晴らしいため、コスパを重視して良い音質で音楽を楽しみたいという方はTE-BD21j-ltdがおすすめです。
ぜひ参考にしてください。
本記事の内容は管理人が運営しているYouTubeチャンネルでも詳細にご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。
ピヤホン5のレビュー記事はこちら。
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