先日購入したWear OS by Google搭載のスマートウォッチMISFIT VAPOR 2(ミスフィット ヴェイパー2)ですが、初期不良の交換を経て1カ月が経ちました。
実際にこのスマートウォッチを使用して良かった点 / イマイチだった点をレビューしていきます。
普段の使用方法
私がこのVAPOR 2を普段どのように利用しているかについてお伝えします。
- スマホへの各通知の確認
- ウエイトトレーニング時のインターバル計測 / トレーニング記録
- 高強度インターバルトレーニング(HIIT)のトレーニング時間 / インターバル時間 / 心拍数測定
- 音楽の再生
以前のこちらの「スマートウォッチMISFIT VAPOR 2を私が選んだ理由!1週間全力で悩みました。」の記事でお伝えしたことはしっかり行うことができています。
スマホへの各通知の確認
こちらは基本的な機能ですが、VAPOR 2はスマホと連動していますのでスマホに通知が来たときに同じようにVAPOR 2にも通知が来て確認することができます。
一応アクション(Twitterのいいねや返信など)もできますが、ディスプレイが小さいので通知を確認するのみになっています。
私がスマートウォッチを使うまで知らなったこととしましては、スマートウォッチにそのアプリを入れなくても通知がくるということです。
具体的に言いますとWear OS by Googleを搭載しているスマートウォッチは、Androidスマートフォンと同様にGoogle Playからアプリをインストールできるのですが、例えばTwitterの通知が欲しいからTwitterのアプリを入れなくても通知が来るということです。
ウエイトトレーニング時のインターバル計測 / トレーニング記録(Fitアプリ)
ウエイトトレーニングはインターバル時間を適切に取ることが重要ですすが、その時間を測るのって意外と面倒です。
それをGoogle純正のFitアプリで正確に計測することが可能です。
Fitアプリはこのようにいろいろなエクササイズを選択することができ、それぞれ計測できる項目が違います。
ここで筋力トレーニングを選択すると休憩(インターバル)時間を設定し、開始を押すとトレーニングの判定モードになります。
そのままトレーニングを行い、トレーニングを終了するとトレーニング種別と回数を判定してくれますので更に重量を選択し、保存を行うことでインターバルが始まります。
これまではジム内にある時計を見ながらインターバルを過ごしていて、うっかりトレーニング時間が過ぎてしまうということもありましたが、時間になると振動で教えてくれるため、インターバル時間を正確に取ることができます。
私はもともとインターバル時間の計測を行いたかったのですが、トレーニングの判別もしてくれてるというのは最初は知らなかったことでした。
トレーニングの判別は最初は精度が低く、けっこう間違えられますが(肩のトレーニングをしたのにベンチプレスと判定されたりなど)がどんどん学習しているのか精度が上がっているので簡単に記録を取ることができます。
高強度インターバルトレーニング(HIIT)のトレーニング時間 / インターバル時間 / 心拍数測定(Timerroアプリ)
高強度インターバルトレーニング(HIIT)では、トレーニング時間とインターバル時間、そして心拍数がトレーニング効果を高める上でとても重要になります。
HIITについてはこちらの「体脂肪を減らすにはランニングよりも高強度インターバルトレーニングで効率的にダイエット!!」の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
HIITにはいろいろなプロトコル(何秒トレーニングして何秒インターバルを取るか)がありますが、私はタバタプロトコルと呼ばれる20秒トレーニングして10秒インターバルを取る方法で行っています。
その際に使用しているアプリが「Timerro」というアプリです。
このアプリは初めからタバタプロトコルのプロトコルが設定されているため、インストールを行えばすぐに使用できます。
先ほどご紹介したGoogle純正のFitアプリでもインターバルトレーニングという項目があるのですが、動作がいまいちでした。
このときに心拍数も計測していましたが、190BPMという数値が出ていました。
通常時でも10BPM程度高い心拍数が計測されますので実際には180BPMくらいになっていると思われます。
音楽の再生(Play Musicアプリ)
私は移動中は常に音楽を聴いているのですが、スマホを持ち歩かないときはVAPOR 2のGoogle Play Musicアプリに音楽をダウンロードし、ワイヤレスイヤホンとペアリングして聴いています。
ダウンロードは、Google Play Musicのマイラブラリに登録している楽曲のみが可能ですのでパソコンなどであらかじめダウンロードしたい楽曲をマイラブラリに入れておく必要があります。
VAPOR 2での音楽の再生はなかなか音質も良く、快適に聴くことができるので重宝してします。
使用して良かった点
VAPOR 2を使用して良かった点です。
- バッテリーは1日持つ
- トレーニングの判別が優秀
- 思ったより大きすぎない
バッテリーは1日持つ
最初に懸念していた点はバッテリーの持ちでした。
スマホに比べると当然ながら本体が小さいため、バッテリーは少なく330mAh(標準的なスマホでも3,000mAh程度はあります)しか搭載されていません。
そのため、購入当初に気になってしまって触ってしまっていたときは1日は持たないかなという印象でしたが、慣れてきて頻繁に触ることが無くなると1日は十分バッテリーが持続することが分かりました。
私の場合、この程度使用していました。
- 朝7:30ごろに充電器から取り外し、Google Play Musicで音楽を再生しながら約40分かけて出勤
- 18時ごろまで時刻のチェックとスマホへの通知のチェック
- Fitアプリを使用してウエイトトレーニング(約1時間)
- Google Play Musicで音楽を再生しながら約40分かけて20時ごろに帰宅
この使い方で帰宅時には30%程度のバッテリが残っていました。
また、金曜日に職場にVAPOR 2を置き忘れてしまったときには月曜日の朝出勤したときに35%程度のバッテリーが残っていました。
何も操作をしなければ2、3日はバッテリーが持続するようです。
トレーニングの判別が優秀
先ほどもご紹介しましたが、ウエイトトレーニング中はトレーニングをしている際はどのようなトレーニングをしているか判別してくれますが、何度かやっていると私のトレーニングのクセを覚えてくれるのか判別精度がよくなってきます。
私はあまりトレーニング記録を取る習慣は無いのですが、これだけの精度で判別してくれるのであればトレーニング記録を付けるのも続けられそうです。
思ったより大きすぎない
私はあまり腕時計を付ける習慣が無いこともあり、最初にVAPOR 2を付けたときは厚みもあるし邪魔になるかなと思っていましたが、そんなに重くも大きくもなく、着け心地も悪くないです。
また、心拍数もきつく巻かないと測れないかなと思っていたのですが、少し余裕を持って付けてもしっかりと計測してくれます。
使用してイマイチだった点
逆にVAPOR 2を使用してイマイチだった点もあります。
- アプリの起動が遅いときがある
- 上下反転が出来ない
アプリの起動が遅いときがある
スマートウォッチは、スマホに比べるとまだまだスペックも低く、全般的な動作は遅いというのが正直なところです。
そのため、アプリの起動がどうしても遅くなるときがあります。
最近のスマホを使っている方からするとちょっと待たされてストレスが出ることもあるかもしれません。
これは今後ソフトのバージョンアップやハードのスペックが上がってくることに期待するしか無さそうです。
上下反転が出来ない
本体の大きさは気にならないという先ほどの項目とは逆になってしまうかもしれませんが、リューズが結構出っ張っていて手の甲に当たってしまったり、服などに引っかかってしまうことがあります。
そのため、上下反転させてリューズを反対側(腕側)にしたかったのですが、これは出来ないようです。
Apple Watchは出来るようなのでできるかと思ったですがこれは残念でした。
最後に
私は時計はもともとあまり好きではなく、スマートウォッチを購入したことも初めてでしたが、総合すると快適に使用できています。
残念な部分もありますが、先ほどもお伝えした通り、スマートウォッチはまだまだ発展途上のため、今後の進化に期待しつつ劇的に進化するまではこのVAPOR 2を愛用していこうと思います。
私はVAPOR 2を購入しましたが、今回ご紹介した機能はWear OS by Googleを搭載しているスマートウォッチであれば同様に使用できますのでスマートウォッチ選びの参考にしてみてください。
特にやはり運動する際の距離測定や心拍数測定などには重宝しますので日々運動される方はもちろん、運動はやりたいけど続かないという方のモチベーションアップにもつながると思います。
スマートウォッチを活用して快適な生活にしていきましょう。
合わせて読みたい!
コメント