左右のイヤホンが分かれている完全ワイヤレスイヤホンはケーブルが無い快適さと音質や接続性の進化があり、近ごろのオーディオ界のトレンドとなっています。
しかし、完全ワイヤレスイヤホンはイヤホンケースをいちいち持ち歩かなければならず、かさばってしまういう唯一とも言える欠点があります。

しかし、イヤホン本体やアプリでイヤホンの電源を切ることができれば無理にイヤホンケースを持ち歩く必要もありません。
そこで本記事では、管理人が実際に利用した完全ワイヤレスイヤホンの中からイヤホンケースが無くてもイヤホン本体やアプリで手動でイヤホンの電源を切ることのできるおすすめモデルを厳選してご紹介します。
本記事の内容は管理人のYouTubeチャンネルでもご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。
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タップできる目次
イヤホン本体で電源オン/オフできるオススメの完全ワイヤレスイヤホン
イヤホン本体のボタンやセンサーで操作したり、スマホアプリから手動で電源オフすることのできる完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
ag TWS04K

ag TWS04Kは、日本のオーディオブランドであるag(エージー)のハイエンド完全ワイヤレスイヤホンです。
モデル名の最後に付けられている「K」シリーズはマニアのサブ機にふさわしい音質を目指していてag TWS04Kは2021年5月現在、agブランドのイヤホンの中では最高級のモデルとなっています。
ag TWS04Kは、イヤホン本体の物理ボタンを3秒長押しで電源オフとなり、電源オフ状態で物理ボタンを押すと電源オンとなります。
イヤホンは左右独立して接続されているため、それぞれで電源オフ/オンの操作をする必要があります。
ag TWS04Kの音質は、キレがあって解像感が高く、マニアのサブ機に相応しい音質で高音/中音/低音が絶妙なバランスでチューニングされています。
音の遠近感が再現されているように感じ、ライブハウスの中にいるような雰囲気を味わえます。
また、バスドラのような低音は音の振動が来ているように感じるくらいしっかりとした迫力があります。
ag TWS04Kはスマホアプリには対応していないため、イコライザー設定で自分で音質の調整はできないものの、ロックから弾き語りまでどんな音楽も満足出来る音質に仕上がっています。

装着感は、ノズルは長く、耳のかなり奥でフィットしますのでかなり強く頭を振ったりしても外れてしまうような心配はありません。
ただ、オープンイヤー型のような軽い装着感が好きな方にはあまり向いていません。

イヤホンケースは、2,600mAhの大容量バッテリーを搭載していてモバイルバッテリーとして使用可能になっているのが大きな特徴です。
他にもIPX7という高い防水性能をしていますので一時的にイヤホン本体を水没させても故障の心配はありません。
価格は、Amzonで14,100円と高価ですが、ふるさと納税を活用することで実質2,000円でゲットすることが可能です。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【ag TWS04Kレビュー】final全面監修の音質強化型ハイエンド完全ワイヤレスイヤホンをレビュー!ふるさと納税対象でお得にゲット可能!!
ag COTSUBU

ag COTSUBUは、日本のオーディオブランドであるag(エージー)から発売された手頃な価格と使いやすさを求める方向けであるRシリーズの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。
ag COTSUBUは、イヤホン本体のタッチセンサーを3秒長押しで電源オフとなり、電源オフ状態でタッチセンサーを1秒程度長押しで電源オンとなります。
イヤホンは左右独立して動作しているため、それぞれで電源オフ/オンの操作をする必要があります。
ag COTSUBUの音質は、とても評判の良いオーディオブランドであるfinal完全監修で、agらしい高音から低音まで綺麗に再現してくれてキレがあるものとなっています。
それぞれの楽器の音やボーカルのビブラートや息遣いもしっかりと再現してくれるため、聴いていて気持ちが良いです。
COTSUBUは、専用アプリには対応していないため、自分で音質の調整をすることはできませんが、元々のチューニングが自然で素晴らしいので手軽に高音質を体感したい方にはとてもオススメです。

ag COTSUBUのノズルは緩くカーブを描いてるため、装着した際に耳の形状にしっかりと沿うようにフィットし、装着感がとても良いです。
重さも片耳約3.5g(イヤーチップを入れると約3.7g)であるため、イヤホンではなく、ただ耳栓をしているだけのような軽さがとても心地よいです。

ag COTSUBUは、イヤホン本体での操作をタッチセンサーで行い、タッチセンサーの感度は良く、しっかり反応してくれます。
価格は、6,480円と次にご紹介するag TWS03Rよりも500円だけ高いものの、音質や完成度はかなり高く、普通に購入するのであれば断然COTSUBUがおすすめです。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【ag COTSUBUレビュー】超小型・超軽量なのにfinal監修で音質も良くてかわいい完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!【女性にもおすすめ】
ag TWS03R

ag TWS03Rは、日本のオーディオブランドであるag(エージー)の安価で小型さがウリの完全ワイヤレスイヤホンです。
モデル名の最後に付けられている「R」シリーズは価格の安さと使いやすさがウリでag TWS03Rは2021年5月現在、agブランドのイヤホンで最も安価なモデルとなっています。
ag TWS03Rは、イヤホン本体の物理ボタンを3秒長押しで電源オフとなり、電源オフ状態で物理ボタンを1秒程度長押しで電源オンとなります。
イヤホンは左右独立して動作しているため、それぞれで電源オフ/オンの操作をする必要があります。
ag TWS03Rの音質は、本体のコンパクトさからは想像できないほどバランスが良く、キラキラしているという印象を受けました。
低音も十分強力ですが、よくあるような機械的に低音を無理やり協調したような音ではく、しっかりとチューニングされていて自然ですが迫力で素晴らしい音になっています。
ag TWS03Rもスマホアプリには未対応ですのでイコライザー設定で自分で音質を調整することはできませんが、元々のチューニングが素晴らしいので十分満足できる音質に仕上がっています。

ag TWS03Rはとてもコンパクトで装着感も軽く、耳の中にしっかりと収まるため、耳の小さい方や女性でも耳が痛くなることはありません。
また、イヤホン本体の操作はボタン式でミスなくできることもとても良いです。
価格はAmazonで5,980円ですが、ag TWS04Kと同様にふるさと納税を活用することで実質2,000円でゲットすることが可能です。
もし、Amazonなどで購入する場合、先ほどご紹介しましたEarFun Free Proと同じ価格帯ですが、ANCや外音取り込みを重視する方は、EarFun Free Pro、音質を重視する方はag TWS03Rをオススメします。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【ag TWS03Rレビュー】final全面監修の小型軽量な完全ワイヤレスイヤホンをレビュー!ふるさと納税対象で実質2,000円でゲット可能!!
SONY WF-1000XM4

SONY WF-1000XM4は、2021年6月25日に発売されたSONYのフラッグシップモデルの全部入り完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。
SONY WF-1000XM4は、スマホアプリからの操作もしくはイヤホンを耳から外して15分経過で電源オフとなり、電源オフ状態でイヤホンを耳に装着するとで電源オンとなります。
WF-1000XM4の音質は、高品質コーデックであるLDACに対応しているため、正式にハイレゾ音源を再生することが可能で、綺麗で解像感抜群です。
また、ANCもとても強力で日常生活の様々な騒音もほとんど抑えてくれるため、音楽に没入させてくれ、毎日の通勤や通学などのスキマ時間が楽しくなります。

イヤホン本体のサイズは大きいものの、SONYが新開発したノイズアイソレーションイヤーピースと本体の形状のおかげで装着感は軽めで長時間使用していても耳が痛くなるようなことはありません。
音質・ANC・外音取り込み・装着感・デザインなど全てがハイクオリティで2021年最高のイヤホンと言っても過言ではないです。
価格が33,000円と高価ですが、この価格に負けない素晴らしい品質をしているため、予算が許すのであれば買って損はないと自信を持って言えますのでぜひチェックしてみてください。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【SONY WF-1000XM4レビュー】2021年最高イヤホンが爆誕!全てにおいて進化したSONYのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンをレビュー!!
SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3は、2019年7月に発売されたモデルですが、2021年でも必ず売上ランキング上位に入る人気の完全ワイヤレスイヤホンです。

SONY WF-1000XM3は、スマホアプリからの操作もしくはイヤホンを耳から外して一定時間経過で電源オフとなり、電源オフ状態でイヤホンを耳に装着するとで電源オンとなります。
SONYのオーディオ機器と言えば音質がクリアで繊細であることが特徴で、よくある低音を無理に協調したような音質ではありません。
SONY WF-1000XM3もクリアでボーカルやそれぞれの楽器の音の1つ1つがしっかりと聞こえ、ハイエンドモデルらしいSONYサウンドで聴いていて気持ち良いです。
また、Headphones Connectアプリからイコライザー設定を行うことができ、9つのプリセットが用意されていますのでお好みの音質で音楽を楽しむことができます。

プリセットで物足りない場合は自分でイコライザーを設定することも可能です。
ただ、他のイヤホンなどと比べると、イコライザーを変更しても劇的に音質が変わるという感じではなく、あくまでSONYの繊細で綺麗な音に色付けするという位置付けになっています。

SONY WF-1000XM3は、サイズが大きいので装着するとやはり存在感はかなりあります。
ただ、見た目ほど重さも感じませんし、カナル型らしくしっかりとフィットしていて付け心地はとても良いです。
2021年6月25日に最新のSONY WF-1000XM4が発売されますが、こちらは実売価格が21,400円と1万円以上安いので型落ちモデルでも良いのでSONYのイヤホンが欲しい方にはオススメです。
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関連記事 【SONY WF-1000XM3レビュー】2021年でもSONY品質を求めるなら買い!SONYのフラッグシップモデル完全ワイヤレスイヤホンをレビュー!!
一定時間で自動で電源オフされる完全ワイヤレスイヤホン
手動ですぐに電源オフすることはできないものの、スマホなどの機器との接続を切断後、一定時間で自動電源オフされる完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
PaMu Quiet Mini

PaMu Quiet Miniは、業界最高クラスのアクティブノイズキャンセリング機能(-40dB)がウリのpadmateの全部入り完全ワイヤレスイヤホンです。
PaMu Quiet Miniは、スマホとの接続を切断後、5分間放置することで電源オフとなります。
電源オフ状態でイヤホンのセンサーをダブルタップするとで電源オンとなります。両耳のイヤホンが独立して動作しますのでそれぞれで電源オンを行う必要があります。
PaMu Quiet Miniは、デフォルトでは「BASS BOOST」というモードになっており、その名の通り、低音がしっかり利いていていわゆるドンシャリと呼ばれる音質です。
また、割と耳に近い位置で音が鳴っているなという印象で空間の広がりというのはあまり感じられませんが、多くの人が聴いていて「いい音だ」と感じる音になっています。

低音が効いている音が好きではないという方にも配慮されており、専用アプリのpamuで原音モードと呼ばれる低音を強調しないモードに切り替えることもできます。
PaMu Quiet Miniはカナル型に該当しますが、装着感はとても軽いのでイヤホンの重さで疲れてしまうということが少ない設計となっています。

カナル型特有の耳の奥にズボッと入る感じも少なく、イメージ的にはAirPodsのようなインイヤー型とカナル型の中間くらいの付け心地です。
PaMu Quiet Miniのウリの1つであるアクティブノイズキャンセリング(ANC)はさすがの実力です。
管理人が済んでいるマンション横で行われている工事の音も音楽をかけなくてもANCをオンにするだけでほとんど聞こえないくらい騒音をカットしてくれました。
ただ、金属音や喋り声などの高音の利きは少し弱めに設定されているようです。
また、外音取り込み機能は機械音っぽくないとても自然でクリアに聞こえてめちゃくちゃ快適です。
スティック型のイヤホンが苦手ではない方や耳が小さすぎない方にはとてもオススメできるイヤホンとなっています。
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関連記事 【PaMu Quiet Miniレビュー】人気のPaMu Quietが小さく安い新作が登場!装着感が軽い全部入り完全ワイヤレスイヤホン!!
EarFun Free Pro

EarFun Free Proは、とてもコンパクトで耳の中にしっかりと収まるため、存在感も少なく、ファッションの邪魔をしにくいのがとても良いポイントです。
EarFun Free Proは、スマホなどから切断し、30分間放置することで電源オフとなります。
電源オフ状態で両耳のイヤホンを長押しで電源オンとなります。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、静寂が訪れるというほどの性能はありませんが、どの音域の騒音も程よく軽減してくれ、しっかりと効果を実感できます。
外音取り込みは、電車のアナウンスをしっかりと聞くことのできる性能はありますが、スーパーやコンビニで会話するには少し不安が残る精度です。
価格は、Amazonで5,999円と全部入り完全ワイヤレスイヤホンの中では圧倒的に安価でワイヤレス充電にも対応しているなど全部入り完全ワイヤレスイヤホンを初めて購入する方にはもってこいのモデルとなっています。
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関連記事 【EarFun Free Proレビュー】5,000円台で全部入り完全ワイヤレスイヤホン!YouTubeで話題のイヤホンをレビューします!!
一定時間で自動でスリープ移行される完全ワイヤレスイヤホン
電源オフにはならないものの、一定時間音楽を流さないと自動でスリープ状態に移行される完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
Jabra Elite 85t

Jabra Elite 85tは、デンマークのオーディオブランドであるJabra(ジャブラ)のフラッグシップモデルの全部入り完全ワイヤレスイヤホン(TWS)です。

Jabra Elite 85tは、スマホなどから切断し、アプリで設定した時間(15分/30分/1時間/2時間)を経過することでスリープ状態となります。
電源オフ状態でイヤホンのボタンを1回押すとスリープから復帰します。左右のイヤホンが独立して電源オンとなりますので両耳で操作が必要です。
Elite 85tの肝心の音質は、綺麗で上品な音を出してくれ、どの音域もまんべんなくバランスが良いです。
デフォルトのままですとフラットぎみですが、専用アプリのSound+にてイコライザーの調整を行うと深みのある、あなた好みの音にすることができます。

装着感は軽めで長時間使用していても疲れにくいセミオープン型であるものの、ANCや外音取り込みが強力で音楽に没入することができます。
また、専用アプリのカスタイマイズ性が業界トップでイヤホン本体の操作はボタン式でミスなく快適に行うことができるのも大きなポイントです。
Elite 85tは、音質はもちろん、カスタマイズ性能など含めてガジェットとしての完成度が高いことでとても人気のイヤホンとなっています。
価格は、Amazonで22,000~26,000円程度と高価ですが、お金は惜しまないから良いイヤホンが欲しいという方はとても満足のできるイヤホンになっています。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【Jabra Elite 85tレビュー】総合力No.1の全部入り完全ワイヤレスイヤホン!ガジェットとしての完成度を求めるならこれ一択!!
Jabra Elite 75t

Jabra Elite 75tは、無料アップデートでアクティブノイズキャンセリング(ANC)が追加されたことで評価が上がったコスパ最高の全部入り完全ワイヤレスイヤホンです。

Jabra Elite 75tは、スマホなどから切断し、アプリで設定した時間(15分/30分/1時間/2時間)を経過することでスリープ状態となります。
電源オフ状態でイヤホンのボタンを1回押すとスリープから復帰します。左右のイヤホンが独立して電源オンとなりますので両耳で操作が必要です。
音質は、Jabraらしい綺麗で上品な音となっていますが、専用アプリのSound+のイコライザーで設定すると迫力ある音も出すことが可能です。

最初にご紹介しましたElite 85tと比べるとコンパクトでカナル型らしい耳の中でしっかりとフィットする装着感が心地良いです。
ANCは後から無料アップデートで付いたとは思えないほどとても強力で電車やバスの走行音の雑音もしっかりと軽減してくれます。
外音取り込み(HearThrough)はとても自然で強力なので音楽を聴きながらでもコンビニやスーパーなどでの会話も快適に行うことができます。
価格はかなり下がってきていてAmazonで13,000~15,000円程度となっていて同じ価格帯の最新モデルと比べても完成度が高く、コスパが高いイヤホンとなっています。
↓本サイトではレビューページでスペックや特徴などを詳しくご紹介しています↓
関連記事 【Jabra Elite 75tレビュー】2021年でもまだまだ現役!アップデートと値段が下がってコスパ最高で高性能な全部入り完全ワイヤレスイヤホン!!
特にオススメは音質バツグンのag TWS04K
電源オフ可能なおすすめの完全ワイヤレスイヤホン一覧
今回ご紹介したモデルはどれもイヤホンケースが無くてもバッテリー消費を抑えられるイヤホンです。
この中でも自分の好きなタイミングで自由に電源のオフ/オンができるもので特にオススメのモデルがag TWS04Kです。
ag TWS04Kは、ノイキャンや外音取り込み機能はついていないものの、遮音性が高く、解像感抜群で低音も迫力がある音質も相まって騒音もさほど気になりませんのでぜひチェックしてみてください。
このイヤホンであれば通勤時に使用していて出勤したら電源を切ってデスクに置いておけばケースを持ち歩く必要もなくなり、更に快適に完全ワイヤレスイヤホンを使うことが可能です。
ぜひ参考にしてください。
本サイトでは、今回ご紹介したイヤホンを細かくレビューした記事もアップしていますのでそちらもぜひご覧ください。
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