現在、外出先で音楽を聴くときは、スマホと完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を用いるのが主流になっています。
そのため、各社からTWSからとてもたくさん発売されていて価格は安いものでは数千円から、高いものでは3万円以上する製品まで様々です。
せっかくだから良い音で聴きたいし、ノイキャンや外音取り込みなどいろいろな機能も使いたいとなると価格は高めになりますが、高い買い物をするなら失敗したくないと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、2021年の1年間で35個以上のTWSをレビューしてきた管理人がこれを買えば間違いないと断言できる総合力や完成度に優れたTWSを5つに厳選しました。
ランキング形式でご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
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総合力・完成度バツグンのおすすめ完全ワイヤレスイヤホンランキング
総合力・完成度バツグンのおすすめ完全ワイヤレスイヤホン一覧
※価格は2021年12月10日現在の情報
※他より優れている箇所は青文字、劣っている箇所は赤文字で掲載
第1位 SONY WF-1000XM4

SONY WF-1000XM4は、2021年6月に発売されたSONYのフラッグシップモデルで音質はもちろん、ノイキャンや外音取り込みの性能や操作性など全機能がほぼ完璧の素晴らしいイヤホンです。
特にノイキャンはとても優秀で、人混みでの騒音や家電製品の音は全てカットしてくれますし、電車に乗っている時も線路の連結部を走行している音が少し聞こえる程度まで軽減してくれます。
また、LDACに対応しているため、ハイレゾ音源が再生可能であり、解像感のとても高い音質の良さも合わさるとどんなシーンでも音楽の世界に没入させてくれることができます。

イヤホン本体の形状は他のイヤホンにはない形でタッチセンサーがとても大きく、金属の風切り音軽減にも用いられるマイクがとても特徴的です。
操作性はタッチセンサーが大きいことに加え、感度が高くレスポンスもとても早いのでタッチセンサー式とは思えない快適な操作性を実現しています。

WF-1000XM4が唯一欠点になりえるとしたらサイズが大きめであるが故の装着感です。
耳全体に覆い被さるようになり、耳が小さすぎる方だと違和感になるかもしれませんが、しっかりと装着されるため、日常生活を送る上で外れてしまうという心配はありません。
SONY WF-1000XM4は、価格は27,555円ととても高価ですが、音質・機能性・デザインなどほぼ完璧でイヤホン選びで失敗したくないという方にはもってこいのイヤホンとなっています。
関連記事 【SONY WF-1000XM4レビュー】2021年最高イヤホンが爆誕!全てにおいて進化したSONYのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンをレビュー!!
第2位 Technics EAH-AZ60

Technics EAH-AZ60は、2021年10月にパナソニックのHi-FiオーディオブランドであるTechnics(テクニクス)から発売された完成度の高いイヤホンです。
第1位でご紹介したSONY WF-1000XM4と同じようにLDACコーデックに対応しているため、ハイレゾ音源を再生することも可能です。
音質はキレがあり楽器の一音一音が跳ねるようなキラキラした音で解像感や分離感もとても高く、低音のアタック感もしっかりあるため、聴いていてとても気持ちが良く、音楽に没頭できます。
また、ノイキャンや外音取り込み、そして通話品質も素晴らしく、SONY WF-1000XM4にはない、マルチポイント接続にも対応しています。

イヤホン本体は若干大きめの筐体となっていますが、表面は金属のような加工で光の加減で模様も変化し、とてもかっこよく、高級感もあります。
イヤホン表面全体がタッチセンサーになっていてセンサーサイズも大きめ、センサー感度も高いのでタッチミスが少ないのも大きなポイントです。
気になる点があるとすればイヤホン操作後に操作音が鳴るのですが、その操作音がほんの少し遅れて出力されるため、最初は違和感があるかもしれませんが慣れれば気にならない程度です。

EAH-AZ60の装着感は、カナル型らしくかなり耳の奥でしっかりとフィットする作りとなっており、遮音性もとても高いです。
イヤホン本体は大きいため、写真を見ると窮屈に見えるかもしれませんが、成人男性にしては耳が小さめの管理人でも耳が痛いといったことはありませんでした。
Technics EAH-AZ60は、SONY WF-1000XM4と比較しても遜色なく、通話品質や装着感、通話品質はSONYにも優るほどの完成度でとても良いイヤホンです。
関連記事 【Technics EAH-AZ60レビュー】パナソニックのHi-Fiオーディオブランドのとても高い完成度の全部入り完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!!
第3位 Jabra Elite 7 Active

Jabra Elite 7 Activeは、デンマークのオーディオブランドであるJabraが2021年11月に発売したコンパクトでフィット感バツグン、機能性の高さがウリのイヤホンです。
従来の最小モデルであってElite Active 75tよりも約16%コンパクトになり、シェークグリップテクノロジーにより、究極のフィット感を追求したモデルとなっています。
音質はフラットめでバランスが良く、派手さはないものの綺麗さが気持ちよく、スマホアプリでイコライザー調整することによって様々なジャンルの楽曲に合わせることができます。
また、ノイキャンや外音取り込み、通話品質など搭載されている全ての機能がハイレベルに仕上がっています。

Elite 7 Activeは、見た目はタッチセンサー式のように見えますが、物理ボタンによってイヤホンの操作を行います。
物理ボタンはとても軽く押せるため、耳への負担になったり操作ミスにならず、操作したいときだけしっかり操作可能です。

究極まで装着感を高めた、シェークグリップテクノロジーによってとても自然でストレスがかかることもなく、長時間着けていても痛くなるようなこともなく、運動時も邪魔になりません。
Jabra Elite 7 Activeは、このコンパクトさながら全ての機能がしっかり使えて音質も良く、価格も2万円台前半とコスパの高いイヤホンに仕上がっています。
Elite 7シリーズには、Elite 7 Proという通話性能を高めたモデルも展開されていて周囲に騒音がある場所での通話はこちらがおすすめです。
関連記事 【Jabra Elite 7 Activeレビュー】究極のフィット感を追求したノイキャン入り2021年モデル完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!
第4位 SENNHEISER CX Plus True Wireless

SENNHEISER CX Plus True Wirelessは、イヤホンやヘッドホンなどのオーディオ機器やマイクなどを製造しているドイツの名門ゼンハイザー社の最新ノイキャン入り完全ワイヤレスイヤホンです。
CX Plus True Wirelessは、今回のランキングで最も安い1万円台で購入できるイヤホンとなっています。
発売以来売れ続けている上位モデルのMOMENTUM True Wireless 2と同等のドライバーが搭載されていて解像感がとても高く、音場の広さも素晴らしく2万円以上のTWSにも匹敵します。
また、通話品質やノイキャンや外音取り込みもとてもハイクオリティでほぼ死角のないモデルとなっています。

外観は、以前発売されていたCX400BTとほぼ同じですが、少し小型化されていて耳が小さめの方でも装着しやすいのもとても良いポイントです。

SENNHEISER CX Plus True Wirelessの装着感は、耳にスッと入り込みフィットしてかなり快適です。
耳の奥で自然にフィットするため、長時間使用していても耳が痛くなることはありませんでした。
このクオリティが1万円台で手に入るのであればめちゃくちゃお買い得と言える完全ワイヤレスイヤホンに仕上がっています。
関連記事 【SENNHEISER CX Plus True Wirelessレビュー】上位モデルと同等ドライバーを搭載したノイキャン搭載ゼンハイザーの新作完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!!
第5位 JBL TOUR PRO+ TWS

JBL TOUR PRO+ TWSは、2020年最高と評されたJBL CLUB PRO+ TWSに置き換わるフラッグシップモデルのTWSです。
デザインやドライバーを一新し、音質やノイキャン、通話性能が向上して更に完成度が上がっているので様々な方に合うモデルに仕上がっています。
音質は低音のアタック感が素晴らしく、低音好きな方にはもってこいのモデルとなっていて今回ご紹介する中で低音域に関しては一番の迫力です。

操作はイヤホン本体表面のタッチセンサーにより行います。
タッチセンサーの感度はとても高く、イヤホン全体がタッチセンサーになっていますのでとても操作しやすく誤タッチも無く快適です。
しかし、必要な操作(音楽の再生/一時停止・次の曲/前の曲、音量調整、ANC・外音取り込み設定)の内、いずれかはスマホ本体で行うことになるというデメリットがあります。

装着感は大きすぎず、カナル型ながらそこまで奥まで入り込まない軽めな装着感になっています。
軽めではあるものの、首を大きく振っても外れる心配もなく、運動時でも十分使用できます。
JBL TOUR PRO+ TWSは、前作のCLUB PRO+ TWSから着実に進化していて完成度が十分に上がっているため、低音好きにはもってこいのイヤホンとなっています。
関連記事 【JBL TOUR PRO+ TWSレビュー】売り切れ続出だったCLUB PRO+ TWSの後継2021年モデル完全ワイヤレスイヤホンを徹底レビュー!!
もし迷ってしまうのであればSONY WF-1000XM4がおすすめだが、デザインで決めるのも有り!!

今回ご紹介した5つのイヤホンはどれも特徴はあるものの、音質、機能性、完成度のどれも素晴らしいイヤホンですので最後はデザインで決めるというのも良いと思います。
それでも迷ってしまうという方には第1位でご紹介したSONY WF-1000XM4は全ての機能がハイレベルでどんな方でも間違いなく満足できます。
ぜひ参考にしてください。
今回ご紹介したランキングはどれも高価なモデルですのでもう少し安いイヤホンが欲しいという方もいらっしゃるでしょう。
本サイトでは、そんな方に向けて1万円台のおすすめTWS、1万円未満のおすすめTWSもご紹介しています。
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